今秋に臨床心理学の大学院の受験をやめた理由についてはもう書いた。
この状態で実習に通うことなど、実務をこなすことなど出来ないというのが理由の一つだ。
それは今も解決していない。
だが、そもそも、
実験心理学の立場からは臨床に対して科学性・普遍性がないとの批判が、
臨床からは生態学的妥当性がないがないとの批判が
それぞれある。
科学者なら、因果関係の特定というのは理想だ。
だから、臨床の勉強をしていた時も臨床心理学という学問に対して違和感・嫌悪感を感じることは多々あった。
だが、じゃあ、実習が無理ならそこまで拘束がない実験心理学-いや、基礎心理と言った方が正しい-の中でも、社会心理学を志そうと思って少しだけでも目を通した。
学習・記憶・思考-これらは基礎心理学で、実験で因果を特定できる場合もある。
だが、社会心理学は-というか、心理学自体が-統計学を援用する学問なのだ。
統計学は普遍的な因果を提供しない。
人間存在全てに当てはまる理論などほぼない。個体差、考慮すべき要因が多すぎるのだ。
何故、社会心理学を選んだかというと、やはり概論を学んだ時に一番面白かったから(概論書は5冊は読んだ)。そこに書かれている理論に知的興奮を感じたから。
だが、いざ、理論を支える実験結果を見てみると、やはり統計的な処理で半ば無理に通している(統計的には有意だがそこまで顕著ではない)のも多い。
因果・真実、これを明らかにするにはやはり弱いし、何だか魅力が半減してしまった。
ということで、どうしようということになった。
結局、どっちつかずだ・・・
この状態で実習に通うことなど、実務をこなすことなど出来ないというのが理由の一つだ。
それは今も解決していない。
だが、そもそも、
実験心理学の立場からは臨床に対して科学性・普遍性がないとの批判が、
臨床からは生態学的妥当性がないがないとの批判が
それぞれある。
科学者なら、因果関係の特定というのは理想だ。
だから、臨床の勉強をしていた時も臨床心理学という学問に対して違和感・嫌悪感を感じることは多々あった。
だが、じゃあ、実習が無理ならそこまで拘束がない実験心理学-いや、基礎心理と言った方が正しい-の中でも、社会心理学を志そうと思って少しだけでも目を通した。
学習・記憶・思考-これらは基礎心理学で、実験で因果を特定できる場合もある。
だが、社会心理学は-というか、心理学自体が-統計学を援用する学問なのだ。
統計学は普遍的な因果を提供しない。
人間存在全てに当てはまる理論などほぼない。個体差、考慮すべき要因が多すぎるのだ。
何故、社会心理学を選んだかというと、やはり概論を学んだ時に一番面白かったから(概論書は5冊は読んだ)。そこに書かれている理論に知的興奮を感じたから。
だが、いざ、理論を支える実験結果を見てみると、やはり統計的な処理で半ば無理に通している(統計的には有意だがそこまで顕著ではない)のも多い。
因果・真実、これを明らかにするにはやはり弱いし、何だか魅力が半減してしまった。
ということで、どうしようということになった。
結局、どっちつかずだ・・・