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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲春場所 序盤を終えて

2019年03月15日 | 相撲

大相撲春場所は序盤の5日間を終えました。
横綱・白鵬と大関・豪栄道が5連勝と好調で、
それを横綱・鶴竜と大関・高安が追うという展開。

上位陣が白星を並べており、
「荒れる春場所」ではない安定感のある土俵となっています。

注目された関脇陣は、
大関獲りを狙う貴景勝が序盤に痛い2敗を喫して、
待ったなしの状態になってきています。
一方の先場所初優勝を果たした玉鷲も序盤ペースをつかめず3敗。
両力士ともにこれから好調な上位陣と当たっていきますので、
真価が問われてくるでしょう。

まあ、
両力士ともに名うての「上位キラー」ですので、
楽しみにしておきましょう。


さて、
優勝争いですが、
今場所は豪栄道が盤石な取り口を見せているので、
ひょっとすると全勝優勝した場所の再現があるかもしれません。
これまでともすると「稽古場横綱」というか「ブルペンエース」というか、
「本場所では力を出し切れないんだよねえ・・・・・・」
というのが彼を形容する時の定型句。

しかし初優勝時のように、
本来は爆発力を持った力士だけに、
「再度覚醒するときは来るのか?」
というのが大阪のファンならずとも注目されていたところだと思います。

「次の横綱」
という話題になった時まず上がるのが高安で、
その後は貴景勝や御嶽海といったまだ大関になっていない若手力士たちの名前で、
豪栄道の名前はわすれっれているかのようでしたが、
地元大阪の大声援に乗って2度目の賜杯となるでしょうか。

42度目のVを狙う休場明けの白鵬は、
盤石な取り口のようでいて衰えというものも取り口の端々に垣間見せてきている感じで、
油断はできないのではないかと思っています。

1敗で追う高安は、
定番になりつつある序盤での取りこぼしでまたまた「追う展開」になっていますが、
気が付くと1~2差ぐらいでぴったりと終盤までトップの力士についていくという「いつもの展開」になりつつあります。
しかし最後追いつくことができないために”いまだ優勝なし”となっているわけですから、
ここらで殻を破りたいところではありますね。

その他では、
再入幕を果たした豊ノ島は、
予想以上に動けているとは思いますが、
層の厚い幕内勢から連日白星・・・・・・とはいかないようですね。
しかし頑張っている姿、
しっかりとワタシの心にも届いています。

心配なのは勢。
最近は毎場所足を引きずりながら満身創痍で土俵に上がる姿が痛々しいのですが、
今場所は蜂窩織炎という事で痛々しさがMaxという感じです。
それでも実直に土俵に上がり続ける姿が、
たくさんのファンの心をつかんでいる力士だけに、
何とか頑張ってほしいですね。

なんとなく目立つ力士としては、
大栄翔の名前が上がります。

玉鷲、高安というぶちかましの強い力士を堂々と押し切った相撲は、
「強くなったなあ」
と感じさせてくれました。
埼玉栄出身ですからねえ。。。。。。
期待も高いです。

まあ、
何のかんの言ってもまだ序盤5日が終わったところ。
これからどんな展開になっていくのか、
桜の咲くころにはその結果も出ていることでしょう。



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