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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

なんだか偏ってきたけど・・・・・・

2019年03月14日 | プロ野球

プロ野球は開幕まで2週間と少し。
いよいよ近づいてきたという感じですが、
徐々に戦線を離脱する選手が出始めて、
開幕をどういう布陣で迎えられるか、
各球団ともに期待と不安がないまぜになっているところでしょう。

さて、ワタシのごひいきチームである埼玉西武ライオンズの話を少し。

昨季は強力打線を武器にパ・リーグで優勝しながら、
CSで一敗地にまみれて日本シリーズ進出はならず。

まさに歓喜と落胆がないまぜになったようなシーズンでしたが、
今季は始まる前からチームの軸が3人も移籍をして、
不安だらけのスタートとなりました。

どんなに取り繕ってみても、
戦力のダウンは明らか。
今年は優勝を狙いながらも、
チームを再構築していく年となりそうです。

ぽっかりと空いたセカンドには、
どうやら外野から外崎が回ることになりそうですね。

ドラフト3位で入団した山野辺選手がすっぽりハマると、
今やプロ野球界を代表するショートに成長した源田とともに、
「向こう7,8年はしっかり固定される屈指の二遊間」
を形成できるかと思っていましたが、
そうは問屋が卸さないというか、”二匹目のどじょう”はいなかったかな?

やっぱりキャンプ中から辻監督に評価されていなかった守備が、
かなり不安があるという事が露呈していて、
それではポジションを任せることはちょっと難しいと思います。

来季にはチームの大黒柱でもある秋山がメジャーに挑戦する可能性が高まっているようで、
そうなるともう「強力打線」というのは組めそうもありませんから、
今年1年かけてしっかりと投手陣のビルドアップを図らなければなりません。

「投手陣がダメダメ・・・・・」
と言われているのですが、
ワタシはちょっと見方が違っていたりします。

正直「現時点」で見れば経験のほとんどない投手がずらっと並ぶ先発陣はお世辞にも強力とは言えませんが、
今年1年我慢に我慢を重ねて何人かが一方立ちするようだと、
面白いことになるかもしれないと思っています。

今年はそのための痛みをたくさん感じることになるかもしれませんが、
まあ今年に限って言えばまだ「強力打線」が援護してくれると思うので、
思い切って1軍のマウンドを経験すればいいのではないかと思います。

欠けたピースを埋めてくれると期待されていたベテラン左腕の榎田、内海は、
開幕には間に合わずそろりと今季の始動時期を探っているような状態です。
まあ、早くてGWぐらいかなと思っていますので、
その間は残った選手でローテを構築しなければなりません。

そのローテーションは以下の通りです。

1.多和田
2.今井
3.松本
4.ニール
5.高橋
6.相内

ニールを挟んで4人は「期待のドラ1」として入団してきた選手ばかり。
しかし開幕投手に指名された多和田とて昨季は16勝を挙げたものの、
ブレークしたのは昨年から。まだまだ年季が足りないという面は否めない投手です。
今井は昨季デビューの2年目、松本はルーキー、高橋もほとんど一軍での実績の乏しい23歳。
そしてドラ2の6年目・相内はほぼ1軍経験はないといって良いでしょう。

これらの投手、
これまではどうしても「実績が足りない」という事でローテ入りさせてもらえないことが多かったのですが、
そうも言っていられない今年の投手事情の中にあって、
かなり我慢して使われることが想定されます。
その中で育っていければ、来年、再来年には「投手王国」の形成も可能??
そんな夢を、ワタシは描いています。

みんな強いボールを投げられるのが特徴。
経験値とマインドの成長があれば、
10勝級投手に成長してくれることも夢ではない投手ばかりです。

しかしまてよ。。。。。

この6人がローテを組むという事になったら、
6人が6人とも「右の本格派投手」ですね。
ま~偏ったローテ編成になります。

しかし。。。。

強いボールを投げる投手に弱いチームであれば、
同じように好投できるかもしれません。

そしてリリーフ陣は、
結構バラエティに富んでいます。
左右、そして上下、
いろんなタイプをつないで行ける布陣となりました。

ということで、
「ダメならば圧倒的にダメ」だけど、
ひょっとしたらの期待も抱かせてくれるチームですね。

思えば田辺前監督から辻監督に変わった2017年シーズン前、
打線がまさに「ないない尽くし」の状態でした。
山川、源田、外崎はその存在がほとんどなく、
伸び悩み傾向にあった森はケガで前半を棒に振るという事態も起き、
今の布陣が考えられないほど。

しかしライオンズにとってエポックメーキングな年となった2017年、
「あいつもこいつも・・・・・・」
と打者が次から次にブレークして、
その相乗効果でチーム力が一気に上がり、
昨年の大爆発に至ったのでした。

わずか2年で、
チームはこうも変わるんだという事を見せてもらいましたね。

あの開幕前は、中村、栗山、メヒアが秋山と並んでものすごい活躍を見せてくれないとチームは立ち往かないな。。。。。
なんて思っていましたっけ。

それと同じことが、
今年は投手陣に起こることを期待しています。

チームの中での相乗効果、いい流れっていうのは必ずありますから、
今井がやれば俺も・・・・松本ができるんならば俺も・・・・・・
なんて次々に「バリバリのローテ投手」が出てくること、
期待しています。

そういった意味では、
ライオンズファンにとって今年は、
見ていて楽しいシーズンになるかもしれません。

やっぱり監督が違うと、
チームは変わるなあ。。。。。。。


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