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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

野球の話題 大学野球選手権、悲劇の幕切れも。 巨人は他球団のファンに同情されるようになっちゃだめだ!

2017年06月08日 | プロ野球

関東地方をはじめ、
日本列島の太平洋側は東北を除いて梅雨入りしたようですね。
これからは雨の日も多くなりそうですが、
『雨に弱い競技』野球もこの季節は空と同じように『やったり、やらなかったり』を余儀なくされます。
まあ、
プロ野球は大半がドーム球場の最近では、
あまり雨の心配もなさそうですが。

さて、野球の話題ですが、
まずは開催中の全日本大学野球選手権。

昨日は2回戦の残り試合でしたが、
51年ぶり出場の立教大学が、
苦しい試合をものにしてなんと59年ぶりの勝利を上げました。

59年という歳月、
なんだかめまいがしそうです。

長嶋さんをはじめ、
杉浦、本屋敷の立教三羽烏で『最強』を誇った翌年以来ってことですね。

昨日の試合は富士大のドラフト候補のエース・加藤に前半完ぺきに抑えられ、
『後半勝負』を余儀なくされた試合展開でしたが、
リーグ戦の戦いそのままにしぶとく7回に逆転。
今季の立教らしい戦いぶりでした。

そしてこの日のトピックスはもう一つ。

九産大vs四国学院大の試合で、
同点の9回1死満塁。

初戦で東北福祉大を完封した四国学院大のエース・小久保投手。
この日も見事なピッチングで九産大の打線を9回まで1点に抑えていましたが、
9回1死満塁のピンチを背負うと、
ここでなんとボークの判定。

悔しい悔しい”サヨナラボーク”となってしまいました。

ボークでのサヨナラ負けということになると、
1998年の甲子園での2回戦、
宇部商の藤田投手が豊田大谷戦の延長15回、
やってしまったということがありましたね。

本当に悔やんでも悔やみきれないとは思いますが、
小久保投手にはまだ秋があります。
捲土重来を期して四国の空の下、
また頑張って自分を磨いていってほしいと思います。

彼の出身校を見ると鹿児島の玉龍高校。

この高校、
高校野球の名門としてファンには知られていますが、
ワタシが物心ついてからはまだ、
甲子園でその姿を見たことはありません。

しかしその名前を聞くと、
『まだ見ぬ名門』として、
ワタシは何か、グッときちゃうんですよね。

小久保投手の今後とともに、
玉龍高校の夏の甲子園予選での活躍も、
追ってみたいなあと思っています。

そして初出場の和歌山大が見事に初戦突破を決めました。
選手、環境、指導者……
たぶん『ないないずくし』なんだろうなあ・・・・と想像しながら、
この大学の活躍を心待ちにしていたワタシです。

本当におめでとう。

この1勝、ほんまもんの価値にあふれていますね。
こういうチームが、
大会を盛り上げてくれるんです。

数年前には北海道大が大活躍で8強入りしましたが、
それに続く活躍がなるでしょうか。
今日は強豪の上武大に挑んでいきます。


さて、
波乱の続く大学選手権。

今日行われる準々決勝の組み合わせが決まりました。

≪第66回全日本大学野球選手権≫ ~神宮~
【準々決勝】

第1試合 上武大(関甲) vs  和歌山大(近畿)
第2試合 九産大(福岡六)vs  国際武道大(千葉)
第3試合 岐阜経済大(東海) vs 東海大北海道(札幌)
第4試合 立教大(東京六)vs  天理大(阪神)

何とか天気、持ちそうです。
頂点が見えた中でのこの戦い、熱くなりそうです。


さ~てプロ野球。

まずは、
例年のごとくSBの強さが際立ってきましたね。

楽天も、オリックスも強いことは強いのですが、
結局のところこのSBが、
交流戦でセ・リーグのすべてのチームをずたずたに切り裂いて進撃して、
交流戦終わりにははるか山の上まで上っていってしまった……
という例年通りの光景が、
今年も見られています。

SBというチーム、
もちろん通常のパ・リーグ相手のペナントレースでも強いことは強いのですが、
セ・リーグを相手にした交流戦では、
まさに無類の強さを発揮しますね。

どうしてなんでしょうね。

映像から感じられるのは、
選手も首脳陣も、そしてファンも、
なんだか『負けるわけがねえ』っていう感じで完全に相手を飲んじゃっている感じがするんですよね。

毎年の”恒例行事”ではあるのですが、
パ・リーグの『他球団の』ファンとしては、
『おいおい、セの皆さん、何とかしてくれよ~』
とお願いしたくなっちゃってます。


と、そんなSBとは真逆の立場にいるのが”元祖球界の盟主”ジャイアンツ。

昨日でなんと12連敗ですか。
まあ、よくこれだけお団子(こしあん)を並べたものです。

一昨日、昨日の西武戦を見ていたのですが、
なんだか負けているからそう見えるのかもしれませんが、
『もっと堂々と野球をやればいいのに・・・・』
と思ってしまいました。

特に投手陣は、
腫れ物に触るような野球をやっちゃっていますね。
打撃陣もチャンスになると委縮しているように見えて、
完全に負のスパイラルにはまっちゃっているようです。

一昨日『出来が最悪な』野上を打ち崩すまで至らなかったのにはまだしも、
昨日『Lファンにしても、ほとんど勝った記憶がない』岡本に今季初登板で白星を献上してはいかんでしょう。
Gファンは怒ってますよ。

とまあ、
他球団のファンになんぞ同情されたくもない心境でしょうが、
やっぱり『巨人が勝って上にいてなんぼ』ということが深層心理の中に刷り込まれている我々の世代のファンとしては、
『ちょっと頑張ってほしい』と思ってしまうのが偽らざる心境です。

本当はそうであってはならないんですがね。

それにしても、
あれだけお金をかけた戦力補強がことごとく外れるっていうのも珍しいですね。

そういえば昨日の試合を見ていて思ったんだけど、
巨人が守っているシーンで野手を見渡すと、
投手;吉川、捕手;実松、センター;陽、ライト;石川が元日ハム。
セカンド;クルーズ、サード;マギーがそれぞれ元ロッテ、元楽天。

そう、やたら『元パリーグ』の選手が多いってことに気がついちゃいました。
この時点で『巨人生え抜き』は阿部と橋本と坂本のみ。

『これが実態か……』

そんなことが何だか、強く意識されてしまいましたね。

ジャイアンツも、
『働かない奴には金は出せねえ』
っていう、信賞必罰で臨むべきじゃないかな、今後。

『1軍のリハビリ組』で固めた2軍やら3軍やらが、
やたら豪華メンバーで強くったって、
そんなものなんの慰めにもならんよ。


広島と阪神という、
今上にいる”2強”の戦いぶりがあまりにも溌剌としているので、
巨人の元気のなさ、ますます目立っちゃっています。

がんばれ!這い上がれ!


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