≪第66回全日本大学野球選手権大会≫ ~神宮・東京ドーム~
【第1日】
福井工大(北陸) 5×ー4 東農大オホーツク(北海道)
岡山商大(中国) 4-2 近 大(関西学生)
九産大 (福岡六)12-4 日本文理大(九州)
石巻専大(南東北) 6-1 共栄大(東京新)
東海大北海道(札幌)7-2 東洋大(東都)
桐蔭横浜大(神奈川)5-3 帝京大(首都)
富士大 (北東北) 4-2 福岡大(九州六)
開幕した大学野球選手権。
結果を聞いて、
びっくらこきました。
なんと優勝候補の最有力かとみられていた東洋大が、
今年は投打に軸がいないと評されていた東海大北海道に完敗。
東海大北海道は、
主軸が抜けてダウンしたとみられた戦力でリーグ戦当初は苦戦が続きましたが、
『谷間の世代の意地』を見せてリーグ戦を制すると、
この大学選手権でまさに”ジャイアントキリング”を成し遂げました。
本家の東海大が出場しない今大会にあって、
『分家の意地』がさく裂した形です。
そしてその東海大北海道と対戦するのが、
首都大学野球を制して46年ぶりに出場した帝京大に競り勝った桐蔭横浜大。
その力、本物ですね。
力のあるチームのそろった神奈川大学リーグを全勝で制し、
今年はずばり優勝を狙って乗り込んできている桐蔭横浜大。
胸に”TOIN”とあると、
なんだかやっぱり、強く見えますね~、大阪桐蔭のおかげで。
(本家本元は、神奈川の桐蔭ですけどね。)
そうか、今日はTOKAIとTOINの対戦なのか。
いつかは甲子園でも見てみたい、
このユニフォームの対決ですね。
(今年の夏、見られるかもしれません)
そして注目の投手である近藤を擁する岡山商大は、
強豪の近大を破りました。
近藤は改めて「プロ注目の逸材」であることを印象付けてくれましたね。
一方石巻専修大は東京新大学リーグを制した共栄大を振り切り、
うれしい全国1勝を挙げました。
同じ東北で”名門”の域に達しつつある富士大も、
福岡大を堂々と寄り切りました。
こうしてみると、
≪北の大学球児たち≫
の活躍が目立ちますね。
一方名門のリーグでは、
もう大会初日にして、
優勝回数が1位タイ、3位、4位の、
東都大学リーグ、関西六大学、首都大学リーグの3リーグ代表が、
すでに姿を消しました。
複数回で優勝経験のあるリーグは、
あとは初日に試合のなかった東京六大学と仙台六大学リーグのみ。
なんだか大波乱の「戦国大会」になるにおい、
してきましたね。
今日も何とか天気は持ちそうな気配です。
熱戦を期待しましょう。
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