笹生優花の全米女子オープン制覇の凄さ。 女子ゴルフは、まさに黄金時代を迎えた。

笹生優花が全米女子オープンに優勝。

松山英樹のマスターズに続き、
またも日本人プロゴルファーが快挙を達成してくれました。

渋野日菜子から始まったこの流れ、
もう「日本人はメジャーを勝てない」というのは昔の話になりつつありますね。

ワタシはこの全米女子、
残念ながらリアルタイムで映像を見ていたわけではなく、
サイトの速報のみで追っていてあとからハイライトを見たのですが、
それにしてもすごかったですね。

初日の速報を見た時から、
笹生優花はひょっとすると上位に食い込むかも・・・・と思ってはいたのですが、
まさか優勝するとは。。。

やっぱり「新世代」は、
プレッシャーを力に代える術を持っていますね。
見事なものです。

プレーオフで敗れた畑岡もまだ22歳の黄金世代、
そして笹生は19歳のプラチナ世代ですもんね。
間に挟まれた世代にも稲見がいるし、
毎年毎年素晴らしい選手が出てきて、
盛り上がる一方です。

渋野の全英での優勝で、
同じ世代の選手たちが「自分にもできる」と思ったことが大きかったんだと思います。
畑岡選手も、
すぐに次のメジャー制覇のチャンス、やってくると思います。

「黄金時代」
なんて言葉では表せないぐらい、
選手の層が厚くなってきているのを感じます。

むか～しに見ていたころの「女子ゴルフは・・・・・」なんて言葉では語れないほど、
大技も小技も、
キレもパワーも、
段違いなゴルフを見せてもらって、
嬉しさと驚きばかりです。

ここ数年ですが、
毎週土日は、
夕方家にいる時は女子ゴルフにチャンネルを合わせてしまいます。
「男子はあまり見ないけど、女子は見る」
って感じですね。

あっ、男子もPGAの松山出場試合は、
かなり見ていますけどね。

それまでは20年来、
ゴルフの中継を気を入れて見るなんてこと、
ほとんどなかったのに・・・・・です。

ワタシの中では明確に、
「ゴルフは”見るスポーツ”ではなく”やるスポーツ”」
と位置付けられていましたから、
興味も薄かったものですが。。。

最近はホント、
見て面白いのがゴルフというスポーツだって感じです。

さて、オリンピックは一体、
どうなるんでしょうか。

笹生は母親の母国であるフィリピン代表での出場だそうです。
畑岡は当確として、
稲見、古江、渋野がそれぞれ26位、28位、32位と競っています。
枠は2枠かな？

笹生が日本代表として出場するのであれば、
2枠は決まり（世界ランク笹生9位、畑岡10位）なのですが、
笹生はフィリピン代表で出る予定なので、
2枠目の代表枠が混とんとしているわけです。

最終的には6月28日付の世界ランクで決まるので、
稲見と古江は最後の最後まで、
代表争いを繰り広げることでしょう。

両者ともに日本ツアーの出場ですので、
「直接対決」となるという事ですね。
面白くなってきました。
渋野は正直、苦しい状況ですね。

男子は松山、
女子は二人の代表＋笹生優花に、
注目が集まるオリンピックのゴルフ競技になりそうです。
霞が関が、燃え上がるぞ～。

それにしても、
おめでとう、笹生優花選手。