ついに始まりましたね。
第100回全国高校野球選手権大会が、
晴天、猛暑の中開幕しました。
ライト側入場ゲートのところに、
「100」
という文字を見た時、
なんとも言えない感覚を味わいました。
「あぁ、100回なんだなぁ」
という、
当たり前と言えば当たり前の感覚。
「ついにきたんだなぁ」
という、
感慨の中になんとも言えない一抹の寂しさをも感じながら、
100回目の夏は開幕です。
晴れ晴れとした選手たちの顔、
そして開幕戦での、
後輩たちをバックに投げるという「キセキ」を早くも起こしたレジェンド・松井秀喜さん。
そんないくつもの出来事が夢のように過ぎ去ったあと、
第1試合が開幕しました。
開幕戦の星稜は、
今年優勝候補の一角に挙げられている力を見せつけて、
藤陰を寄せ付けずに快勝。
第2試合では済美が中央学院の反撃を凌ぎきり初戦突破を飾りました。
エースながら5月末に負った大怪我でこの日も先発することはなかった大谷。
4番ライトでの先発でしたが、
昨年秋に関東大会で優勝を飾り「中央学院に大谷あり」と言われた姿を、
甲子園で見せることはかないませんでした。
しかし大怪我を押して甲子園出場を勝ち取った本人とナインは、
敗れたとはいえ素晴らしい夏だったのではないでしょうか。
胸を張って地元に帰ってください。
中央学院の野球部の歴史は、
ここから始まるのです。
第3試合は大声援に後押しされ、
慶応が10年ぶりに登場しました。
それにしても一塁側アルプスは、
人、人、人のすごさでした。
そしてお決まりの、
六大学でおなじみの応援が疲れを知らず試合中鳴り響き選手たちを強烈に後押ししました。
特にアルプスの太鼓の応援団の人、
ものすごい気合いで、
三塁側からもよくその雄姿を見ることができました。
しかしながら試合は神奈川県大会のようにはいかず。
終始中越の攻勢にさらされ、
やや押され気味に最終回に。
ここでも中越の必勝リレーに簡単に二死を取られますが、
ここから粘って1.2塁のチャンスを掴むと、
最後は慶応で最も頼りになるバッターである宮尾がセンターに、
サヨナラとなるタイムリーを放ち決着をつけました。
いい試合でした。
中越にとっては、
甲子園で3回連続のサヨナラ負けと本当に厳しい試合になってしまいましたが、
その堂々とした戦いぶりは、
近年の新潟県の野球のレベルの急上昇を実感できるものでした。
右ー左と相手の打順によって代える必勝リレーは、
ずっとピタッと決まって、
監督の二人に対する信頼の厚さが感じられるものでした。
この悔しさを糧に、
捲土重来を期して欲しいと思います。
さて、
いよいよ熱く素晴らしい戦いが開幕しました。
今日は優勝候補筆頭の大阪桐蔭が登場。
今日もまた、
開門2時間も前から、
甲子園には長蛇の列ができています。
さあ、
今日はどんな戦いを見せてくれるのか。
楽しみです。
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