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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

イチローが、#51復帰で最後の勝負に出る!

2015年01月30日 | メジャーリーグ

メジャーリーグで3000本安打を目指すイチローが、
昨日マイアミ・マーリンズ入団会見を行いました。

1年契約の年俸200万ドル。

41歳を迎えたこの『レジェンド』に、
マーリンズは日本での入団会見を用意。

そこには球団社長からGMから、
球団の顔がずらりと顔を揃えて、
『契約金額だけではない』
イチローのメジャーにおけるステータスの高さがうかがい知れました。


これまでのイチロー。
その腕一本で、
チャンピオンリング以外の『望むものすべて』を手に入れてきた伝説の人。

その『求道者』も”不惑”の年を超え、
選手生活の幕引きを、
静かに探り始めたのでは・・・・・と思っています。

ファンもイチローの”伝説”に陰りが見えてきたのではと思い始めた端緒は、
昨年、一昨年とヤンキースがとった、
イチローに対する”ぞんざいな扱い”に現れています。

『ならばなんでイチローを獲得したんだ!!!』

と憤慨することも多かったヤンキースでのイチローの立ち位置。

優勝をその目にしっかりととらえている時も、
はたまたそこから遠く離れていっている時でも、
ヤンキースはイチローを、
レギュラーとしては扱わず、
ワタシに言わせれば<宝の持ち腐れ>状態にしていました。

『だから勝てね~んだよ!』と、
アンチ・ヤンキース、しかしイチローファンという複雑な立場のワタシは、
嘲笑とため息の混じった実に複雑な感情で、
叫んでいました。

そんなヤンキースからようやく離れ、
オファーを待っていたものの、
なぜか宙ぶらりん状態で結構長い時間の経ったこのオフシーズン、
イチローはどんな思いでこの時を過ごしていたのでしょうか。

野茂の時も松井秀喜の時も、
『どんなに過去に栄光に包まれた選手でも、晩年は実にシビアな見方をされてしまう』
ということは骨身にしみていながら、
またも”日本のスーパースター”につきつけられていた現実に、
ファンとして、
なんだかまんじりともしない日を過ごしていました。

それだけにこのマーリンズとの契約の発表、
嬉しかったですね。


この日の会見は、
まあ、『実にイチローらしい』一面も見せてくれていましたが、
(端折った会見映像ではわかりません。ラジオでは『簡単なことを難しく表現する選手』と表現されていましたが、そんなイチローの一種”複雑な人柄”も垣間見えました。このあたりが、『不世出のスーパーヒーロー』の長嶋氏・王氏とは、やっぱりちょっと違うところだなあ・・・・・・・なんて思いながら見ていましたがね。このあたりもうちょっとオトナになったりすると、またイチローの魅力もアップするんだけどね。)
今年1年の活躍が楽しみになってきました。

マーリンズという、
いわば『本気でしゃかりきに、優勝を獲りに来ている』訳ではない球団でプレーするということは、
マリナーズ時代のそれに近いものかもしれません。

しかし自分のプレーに求道者の様に打ち込むイチローなら、
心配はいらないと思っています。

どんな『晩年の輝き』を見せてくれるのか、イチロー。
青木もジャイアンツに入ったことだし、
今年はちょっと、ナ・リーグの試合も注目して見てみるとしよっかナ・・・・。


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