◇もっとも印象に残った球児
34.大阪(その3)
藤浪 晋太郎 投手 大阪桐蔭 2012年 春夏
森 友哉 捕手 大阪桐蔭 2012年 春夏
甲子園での戦績
12年春 1回戦 〇 9-2 花巻東(岩手)
2回戦 〇 5-3 九州学院(熊本)
準々決勝 〇 3-2 浦和学院(埼玉)
準決勝 〇 3-1 健大高崎(群馬)
決勝 〇 7-3 光星学院(青森)
夏 2回戦 〇 8-2 木更津総合(千葉)
3回戦 〇 6-2 濟々黌(熊本)
準々決勝 〇 8-1 天理(奈良)
準決勝 〇 4-0 明徳義塾(高知)
決勝 〇 3-0 光星学院(青森)
大阪の名選手を語るうえで、
誰かを忘れちゃあ、いませんか?!
最近の選手ですよ。
ほら、あの凄い・・・・・。
ということで、
春夏連覇を成し遂げたばかりの、
大阪桐蔭のバッテリーもこの名選手達に加えようと思います。
こうして眺めてみると、
当たり前のことなんですが、
藤浪投手は甲子園での負けを知らないんですね。
これは甲子園で5勝以上を挙げている投手としては、
結構稀なことなんじゃないかと思います。
もちろん一回出てきてパッと優勝してしまったチームのエースは負けを知らないんですが、
藤浪投手のように9勝を挙げながら負けなし、
というのは、すごい記録なんです。
藤浪投手のことは、
選抜の時もいい投手だとは思ったし、
選手権の2回戦を見ても、相変わらず球は速いし、いい投手だとは思いました。
だけど、それ以上のインスピレーションはなかったんですね。
しかし。
選手権の準々決勝からの3試合を見て、
ワタシは彼に完全に参ってしまっている状態です。
『すごい、すごすぎる!』と。
彼の潜在能力、
完全に発揮されましたね。
思えば、
先に挙げたPL・清原も、
そのポテンシャルを最大限に発揮したのは、
最後の夏の最後の3試合でした。
そして松坂も、
最後の夏の最後の3試合で、
大いに男を上げたものでした。
斎藤祐樹だって、
最後の夏の最後の3試合(彼の場合は準決勝からの3試合)は、
鬼気迫るピッチングでしたよね。
【超一流になる男】は、
甲子園の最後の3試合に光り輝くってことですかね。
そういう自分の法則、
立てて見ちゃおっかな。
まあ、
それは優勝した選手に限られるんですがね。
(そうじゃなきゃ、最後の試合は負け試合になってしまいますから・・・)
藤浪投手は、
『最後の3試合』
で見せたピッチングを本来の自分のピッチングにすれば、
プロでも20勝できる投手になっていくことが出来るんじゃないかなあ。
期待は大きいですね。
今年言われた【高校生ビッグ3】のなかで、
実績だけではなくそのポテンシャルでも、
一歩抜け出した存在になったんじゃないかと、ワタシは見ています。
そしてその彼をリードして、
見事なインサイドワークを見せた森捕手。
本当にいいキャッチャーですね。
フットワーク、スローイングの精度も見事で、
2年生ながらNo1捕手の座は揺るぎないものでしょう。
そしてバッティング。
ワクワクするようなバッティングでした。
彼を見ていて、
箕島連覇の時の嶋田捕手を思い出していました。
核弾頭という意味での1番打者。
彼に一番合ったポジションではないかと思います。
新チームにも笠松、近田らの『長距離砲』がいるので、
ぜひ彼には1番のポジションをまた、
任せてほしいと思っています。
バットコントロールと振りの速さ、
並じゃないっすよ!!
大阪桐蔭の選手達って、
なんでああもしっかりと振れるんでしょう。
よほどの練習をしているんでしょうね。
来年も楽しみです。
近年まれに見る素晴らしいバッテリー、
【伝説】の仲間入りです。
*森クン、『早すぎたなあ』なんて言わせないでよね。
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