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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

FA、ポスティングが花盛り。日本の球界も、いよいよメジャーチックになってきたのか。。

2024年11月13日 | プロ野球

今年のプロ野球。

結末はセ・リーグ3位のDeNAが、
成績だけなら20ゲームぐらい差がついていたSBを2連敗からの4連勝で破り、
歓喜の26年ぶり日本一に輝きました。

最後に来てザワザワする結末であったプロ野球。
そしてそのザワザワが、
オフシーズンにも波及してきているのかもしれません。

なんだかオフシーズンの話題も、
今年は非常に多いですね。

なんといってもロッテ・佐々木朗希がポスティングを利用して、
海を渡ってMLBに挑戦するというのが一番の話題。

まあ何というか、
ごり押し感がこれほど強いポスティングもかつてなかったのではなかったのでは、
というほどの出来事ではありました。

更に中日・小笠原や阪神・青柳のMLBへの挑戦。
そして国内でも、
SB・甲斐の国内FAに続き、
広島・九里もFA宣言をしました。
SB・石川や楽天・茂木などもFA宣言していますし、
阪神の主砲・大山もFA宣言する可能性があります。
今年は球団を移るという選択肢が多く見受けられますね。

まあ、
元々選手の移籍、移動を活性化するというのがFAの本旨なわけですから、
こういう動きは全体にとってみればいいのではないでしょうかね。

それもSBやら阪神やらという、
本来であれば「獲る球団」に区分けされる球団から選手がFAするというのは、
全体を活性化するうえでは望ましいと思いますね。

これまでは西武、広島など、
特定の「獲られる球団」からのFA流出は多かったものの、
「獲る球団」は獲るという事ばかりにフォーカスしていた感じがありましたもんね。

これは獲る球団が悪いとは決して言ってはいません。
球団の努力、強いチームにするという情熱によって、
チームは形作られていくわけですから、
プロスポーツにおいて合法的に選手を獲るというのはいいことだとワタシも思っています。

まあしかし、
獲られるチームのファンとしてみれば、
切ないのは確かですね。

「どうしてこんなチームを好きになっちゃったんだろう」
と嘆いてみても、
そりゃ恋愛とおんなじで、
理屈なんかありゃしない。。。(まあ、地元とか、そういうことはありますけど)

好きなもんは好き・・・・・なんだから。。。

しかし毎年毎年繰り返される流出は、
ファンの心を固くしてしまう事は、
こりゃ確かですね。

いっそ・・・・

ではありませんが、
MLBのようにFAはその権利を取った選手が、
宣言するとかしないとか、そんなことには関係なく、
等しくFAになる、というのがいいですね。

元居たチームは、
必要ならその選手とヘビーに複数年契約などで交渉し、
契約を勝ち取ればいいだけの話で、
基本的に「7年経過以降の選手は、契約のみに縛られ、球団に保有権などない」
としてしまえばいいのにね。

その方がよっぽどすっきりしますよ。

そういった観点から、
なんだか今年のFAを宣言した選手たちを見ると、
今までとはちょっと違った感じを持つんですよね。

なんだか、
「ああ、日本のプロ野球も、ようやくアメリカチックに、FAを使い始めたのかな」
って、そんな感じがしているんです。

まあ、
サッカーなんか見ると、
毎年毎年、選手の入れ替え、そりゃあ激しいですもんね。

そして、
超主力という選手が、
いとも簡単に海外に、しかもシーズン途中で行っちゃうわけですから、
チーム作りが難しいだろうなあ・・・・・なんて、
いつも思ってしまいます。


日本のプロ野球も、
囲い込み文化を踏襲するのではなく、
広く門戸を開きながら、
その年その年のチーム作りを進めたらいいんじゃないだろうか、
そんな風に思っています。


はっきり言って、
選手のMLBへの流れは、
絶対に止められないのだと思います。

このあたりで頭を切り替えて、
FAを宣言するとちょっと悪・・・・みたいな意識も取り去って、
自由に・・・・と言ったら語弊がありますが、
選手たちの移動がもっとどんどん活発になっていったらいいのになあ、
なんて思ったりしています。




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