≪ラグビートップリーグ2013/2014≫
【プレーオフ決勝】
パナソニック・ワイルドナイツ 〇 45(16-19,29-3)22 ● サントリー・サンゴリアス
ソチオリンピックの陰にすっかり隠れてしまっていますが、
昨日秩父宮でラグビートップリーグの決勝が行われました。
対戦カードは、
ここ数年すっかり【2強】を形成しているパナソニックとサントリー。
今年もリーグ戦、プレーオフ共に他のチームを寄せ付けずに、
決戦の地までたどり着きました。
ただし、
昨季は完全にサントリーが一歩抜け出た状態だったのに比べ、
今季はパナソニックが一歩抜け出している感じでの対戦となりました。
試合は前半、
サントリーがいい形で攻め込み試合の主導権を奪うも、
パナソニックは自慢のアグレッシブな守備でじわじわとサントリーに圧力をかけ、
後半は一方的に相手陣で試合を展開。
最後は大差がつく展開となりました。
パナソニックの意思統一された守備は見事。
サントリーの攻撃を見事に抑えきり、
パナソニックとなってからは初の栄冠に輝きました。
試合は一昨日の大雪でこの日に順延されましたが、
学生が総出で秩父宮のピッチを『雪かき』して、
この日の決勝のプレーができるようになったとのこと。
素晴らしい『活躍ぶり』でしたね。
ご苦労様。
試合には、
曇天にもかかわらず1万人以上が観戦に訪れて声援を送り、
【決勝戦の雰囲気】を作りました。
今年のシーズンは、
大学、社会人に限らず、
『ラグビー人気が復活?』
と思われるような試合があったこと、
素直に嬉しく思います。
トップリーグを見に訪れると、
『世界のトッププレーヤーたち』
のプレーが間近に見られて、
大変にお得感がありますね。
昨日も随所に、
そんなプレーが見られましたが、
パナ・堀江がジョージ・スミスをシャットアウトしたシーン、
映像が頭にこびりついています。
『日本代表戦でも、同じようなシーンが見たいなあ』
と強く思います。
日本の各選手たち、
当たりが強くなりました。
もうちょっと、もうちょっとで、
日本代表は世界8強の壁を、
破ることができるレベルに来ることができるかもしれませんね。
そんなことを思いながらこのゲームを見ていました。
体格で劣る日本代表が、
どうやったら強国に伍していけるのか?
そのヒントを探すはるかなる旅、
まだまだ半ばですが、
なんだか少しだけヒントをもらったようなこの日のパナソニックの戦いでした。
さて、
しかし今年のラグビーシーズン、
これで終わりではありません。
まだ日本選手権が残っています。
今年は『史上最強』の呼び声高い大学チーム・帝京大学が、
牙をといで『打倒トップリーグ』の戦いを待っています。
来週いよいよ帝京大vsトヨタの対戦で幕を開ける『新方式による日本選手権』。
まだまだラグビーファンにとっては、
お楽しみは続いていきます。
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