あけましておめでとうございます。
穏やかないい日に・・・と書こうと思ったら、
思いもかけない地震と津波。
石川県と周辺の方々、
なんとか無事でいてほしい。
東日本大震災の記憶が、
まざまざと蘇ってくる新年となってしまいました。
そんな中のスポーツ。
大晦日には高校サッカーの２回戦が開催。
今大会、優勝候補の3強はプレミアリーグ上位で戦ってきた青森山田、尚志、静岡学園だと思っていました。
しかしなんと、
昨日の２回戦で尚志と静岡学園が敗退、
「絶対王者」の青森山田も後半１０分を切った土壇場で追いついてPKでの辛勝でした。
いやぁ、
一発勝負のトーナメントは怖いですね。
昨年は“無印良品“の岡山学芸館が優勝という波乱の大会となりましたが、
今年も波乱含みですね。
その岡山学芸館は初戦からプレミアイースト２位という尚志と対戦。
タレント軍団の尚志を向こうにまわし、
戦前は完全な不利予想でしたが、
そこは昨年の栄光を知るイレブンがたくさんいる今年のチームも見事な戦い方を見せての逆転勝ちをおさめました。
この試合を見ての感想は一言「さすが」。
これしかないです。
昨年も強豪相手に体を張った守備から素早く攻撃に展開するというサッカーを見せていましたが、
今年も同じようないいサッカーで難敵を破りました。
敗れた尚志は無念でしょう。
そこここに素晴らしいテクニックや展開を見せてくれましたが、
最後の最後にゴールをこじ開けられなかったですね。
実況のアナウンサー、
尚志にちょっとシンパシー・・っていう放送内容でしたが、
最後の絶叫も実りませんでした。
静岡学園もホント意外でした。
圧倒的に多くの決定的チャンスを作りながら、
何度もバーやポストに嫌われ、
PKにもつれ込まされて敗れました。
静岡学園としては、
まったく負けた気はしていないでしょうね。
初出場の広島国際学院はこれで2勝。
見事なものです。
古いファンとしては、
静岡と広島というと、
昔は「サッカー王国」と言われた県同士の戦いって言われたなぁ、
なんて思ってしまいます。
その頃は、
埼玉・静岡・広島がサッカー王国と言われていたんですね。
まあ、かなり昔の話です。
（さらに高校サッカーの話です。）
青森山田も、
まさかの大苦戦でした。
県予選で東福岡を破った飯塚と対戦。
飯塚の体を張った、早い寄せになかなか自慢のサッカーを見せることができずに先制されあと１０分を切り、
さすがの王者にも焦りの色が少し見えていました。
しかしそこは流石に王者。
怒涛の攻撃から同点ゴールが生まれ、
PKでも貫禄勝ちをおさめました。
この苦戦が、
青森山田に今大会の流れを持ってくるような気もしています。
さらに市船橋は苦戦の中帝京長岡をPKで下し、
昌平は後半ATで同点に追いついてのPK勝ち。
しかし前橋育英は神戸弘陵に封じ込まれて完敗。
プレミアイースト勢で明暗が分かれました。
インターハイ優勝の明秀日立もかろうじて突破。
九州のプレミアウェスト勢、
優勝候補の神村学園と大津は、
ともに貫禄勝ち。
これで16強が出揃いました。
強豪が次々と敗れましたが、
まだこの時点では青森山田が優位を保っている感じですかね。
岡山学芸館と広島国際学院の山陽勢がともに強豪を下して好調、
上位を狙います。
そして明けて1月1日。
高校ラグビーの「元日決戦」も行われ、
8強が出揃いました。
桐蔭学園、東福岡、佐賀工の3強は完勝で8強へ。
特に桐蔭の強さ、
破格ですね。
注目された報徳学園🆚東海大大阪仰星の対決は大接戦となりましたが、
最後キック一本の差で東海大大阪仰星が逃げ切りました。
天理🆚流経大柏の対決も大接戦。
最後「逆転だー」と思った天理の攻撃はグラウンディングできておらず無念のノーサイド。
流経大柏が辛くも逃げ切って8強に進出しました。
準々決勝では、
桐蔭学園🆚東海大大阪仰星の強豪対決が組まれました。
本当に楽しみですね。
来年日本の正月を熱くしてくれる「高校２大スポーツ」は今年も熱い戦いが繰り広げられていますね。
そして先ほど終わった「元日テストマッチ」は、
サッカー日本代表がタイに５-０の大勝。
すっかり忘れていて後半から見たワタシにとっては、
日本のいいところだけしか見ない、
素晴らしい戦いでした。
アジアカップに向けて、
いい感じになってきたのではないでしょうか。
優勝、期待しています。
