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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第85回選抜高校野球大会   あの真打ちが、お家の一大事に登場!  

2013年03月28日 | 高校野球

≪第85回選抜高校野球大会≫

【第6日】

第1試合  常葉菊川(東海・静岡)  4-3  報徳学園(近畿・兵庫)
第2試合  山形中央(東北・山形)  6-2  岩国商(中国・山口)
第3試合  県岐阜商(東海・岐阜)  8-3  花咲徳栄(関東・埼玉)


今年のセンバツを見ていて、
ふと気づいたことがありました。

『そういえば今年は、近畿、関東、九州の近年の3大強豪地区の戦績が振るわないなあ。』
そして、
『関東では、浦和学院と早実が勝っただけでし、九州も濟々黌は良かったけど、残りは尚志館だけだしなあ』
さらに、
『近畿じゃあ、履正社も負けたし報徳も・・・。京都の2チームも負けちゃったし・・・・』

そこでワタシ、気づいちゃったんです。

『あれあれ、近畿のチーム、まだ一つも勝っていないぞ!!』

これは大ニュースだ、今まで記憶にないと思って歴史を紐解いてみると、
戦後では初めての出来事。
戦前にさかのぼってみても、
わずかに1度、昭和10年の第12回大会に記録しただけです。

甲子園を地元とし、
野球では常に全国を引っ張り続けていた近畿のチーム。

第1回大会から3チームを出場させ(出場校8校)、
多いときは10校もの大量の出場校を送り込んだこともあります。(第11回大会)

そして戦後、
ワタシが物心つくあたりでは7校出場が定番。
最近は6校になりましたが、
強豪集まる近畿から6校が出場して、
全チームが一つも白星を挙げられないなんて、
考えたこともありませんでした。

今年の出場校だって強豪ぞろい。
ワタシだって、
大阪桐蔭、報徳学園、履正社の3校を優勝候補に挙げるほど、
充実した戦力を誇る布陣。

しかし大会の波に乗り切れずに、
すべてのチームが1点差、ないしは逆転負けで、
悔しく甲子園を去りました。

試合内容からすると、
全チームが初戦突破をしてもおかしくない内容でした。


そしてこの苦境を救うべく最後に登場するのが、
今日の第1試合で全チーム中しんがりで姿を見せる、
まさに白鵬クラスの大横綱・大阪桐蔭です。

相手は21世紀枠の遠軽。

普通に考えれば、
3連覇を狙い【優勝候補筆頭】の冠を戴く大阪桐蔭の圧勝でしょうが、
なんとなく不穏な空気も漂います。

3連覇に向けて、
そしてお家の一大事を救うべく、
しっかりとした足取りを刻めるでしょうか。

一転、
大注目の今日の対戦となりました。

注目しましょう。

それにしても今大会、
『秋の成績は全くあてにならない』
ということが、
はっきりと出る大会になりましたね。

敦賀気比、常葉菊川、山形中央、県岐阜商・・・・。
冬場の練習を経て、
打線が大変身を遂げた学校が、
いくつも見受けられます。

だんだんと『波に乗ってきた』学校も出始めました。
一気に最後まで突っ走る可能性も、
十分にありますよ。

どこが優勝してもおかしくない、
【戦国センバツ】
の様相を呈してきました。


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