ラグビー日本代表 チリに完勝で4強への第一歩を記す。

ワールドカップラグビーフランス大会。
ラグビー日本代表は、
昨日チリとの初戦を迎えました。


イタリア戦までのテストマッチ（等）で1勝5敗。
非常に厳しい「事前準備」を経て、
ファンに一抹の不安を抱かせながら、
2023年のワールドカップ初戦を迎えた日本代表、ブレーブブロッサムズ。

しかも試合直前になって、
キャプテン姫野がふくらはぎの負傷で離脱。
なんだか頭の上に黒い雲がのっかったような試合前でしたが、
なんとか日本代表、初出場のチリに貫録勝ちの４２－１２で初戦を飾りました。

正直点差ほどの差は感じませんでした。
日本が押されている時間帯もあり、
スクラムでもさほど優位は保てず、
正直そんなにいい試合内容には見えませんでした。

後半のしかるべき時間帯までは、
まだまだ試合の趨勢がどうなるかすらわからない印象でした。

しかし勝ち切って、
まずは安心しています。

いい材料もたくさんありました。
まずはキックが安定していたことに安心感を覚えますね。
松田は持てる力をしっかり出してくれたんじゃないでしょうか。

離脱から復帰のファカタバが先制トライ、
途中からはディアンズも出場してしっかりと役割をこなせていたし、
レメキも出てきて活躍してくれました。

一方で具選手が痛んだのが心配ですね。
次戦も出られるといいけど。。。。
それからやはり姫野の状態は気になります。

アタックはうまくいったところ、行かなかったところと様々ありますが、
ディフェンスはおおむねいいんじゃないでしょうか。
まあ、これからやるイングランド、サモア、アルゼンチンには、
もっと突き刺さっていかないといけない気もします。
結構一人目で倒せずゲインを許していたシーンも見受けられましたしね。

しかし全体的には、
本番を迎えていい試合で勝ち、
ホッとしています。

この試合でガラッと変われなければ、
かなり厳しいことになると思っていましたから。

なんだかようやく、
しっかりとスタートラインに並べたような気がします。

しかしそれでも、
イングランドの初戦、アルゼンチン戦を見ているので、
次の試合は悲観的にならざるを得ませんが。
（いやあ、すごい試合でした。アルゼンチンに何もさせなかったという点では、イングランドはさすがでした。）

前回大会に続く1次リーグ突破、
そして夢の4強進出へ、
第一歩を記しました。

苦しい戦いが続きますが、
山が高いほど克服した時の喜びは大きいもの。
やったれ～日本代表！！

できるぞ～！！！！