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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

選抜出場校 こんなこと思い出してしまいました2019 その6

2019年03月01日 | 高校野球

思いつくまま、気の向くままの連載記事。
第6回『中国・四国編』です。
少しずつかつての輝きを取り戻しているような印象のある中四国地方。広陵、高松商などオールドファンが喜ぶ名門校も、相変わらず元気です。

≪選抜出場校 思い出編6≫

中国代表  広 陵 (広島)      24度目(6年ぶり)
                          夏23度出場  甲子園通算71勝43敗 優勝3回 準優勝7回

今も昔も、『野球王国』広島県のトップリーダーとして君臨し続ける広陵は、その豊かな歴史の上に、現在の中井監督が時代に合った味付けをして、毎年甲子園を沸かせるチームを作り全国の舞台に乗り込んできています。広陵といえば『春の広陵』と言われ、長く広島でライバル関係を続ける広島商の『夏の広商』と比較されてきました。何しろ広陵と選抜といえば、第2回大会で初出場を飾り、第3回大会で早くも優勝。そして翌第4回大会では準優勝と、「広陵なくして選抜の歴史は語れない」ほど切っても切れない関係だといえます。その後も第6回、第12回と準優勝を飾り、その後は甲子園で勝ったり負けたりという時期もありましたが、中井監督が就任しはじめて采配を振るった91年の選抜で優勝。その後はずっと全国でもトップの存在であり続けています。平成に入ってからというもの、かつて広島、岡山、山口を中心に甲子園を我が物顔で暴れまわった中国地区代表がその活躍をぱたりと止めてしまい低迷を続けていましたが、広陵だけはそんな中でも一校だけ輝きを放ち続けていました。03年選抜ではエース西村(元巨人)を強力打線が鋭く援護して3度目の選抜制覇。決勝で横浜の誇る成瀬ー涌井(ロッテ)の二本柱を完膚なきまでに叩いての15-3の圧勝は圧巻でした。その後も毎年のようにプロ入りする好投手を輩出、今度は「選手権を何としても獲る」というターゲットを強く意識してチーム作りをしているように見受けられます。その夏は、07年に野村(広島)-小林(巨人)のバッテリーで準優勝、さらに一昨年夏は中村(広島)の大会6本塁打の大爆発などで再度準優勝に輝きました。中井監督が「男気」で育てる選手たちは腹の座った選手が多く、近い将来の夏の全国制覇も予感させますね。その中井監督が選手時代の1980年のチームも、ワタシの記憶に鮮やかに残るチームです。選抜では4強に進出。高知商、柳川と並び「3強」と称されていた前評判通りの活躍を見せてくれましたが、アンダースローの渡辺投手と強打の原捕手のバッテリーが素晴らしかった。ずっと低迷を続けていた広陵が、鮮やかに蘇ったといえる年となりましたね。それから印象に残っている戦いといえば、02年選抜の報徳戦。ガチガチの優勝候補だった報徳を向こうに回し、敗れたとはいえ大会屈指の好投手と言われた大谷(ロッテ)の速球をものの見事に打ち返していた姿はセンセーショナルでした。それから91年選抜初戦、三田学園戦での雨中の引き分け再試合とか、07年選手権初戦、駒大苫小牧戦での最終回の逆転勝利、一昨年選手権初戦の中京大中京戦の鮮やかな逆転勝利など、枚挙にいとまがないほど「広陵の思い出試合」は次から次へと頭に浮かんできます。そしていえることは、「広陵は初戦で苦戦をしてそれを乗り越えると、必ずその大会は勝ちあがる」ということです。今年も戦力は充実しています。広陵は果たして、どんな大会にするのでしょうか。

 

中国代表  米子東 (鳥取)     9度目(23年ぶり)
                            夏13度出場  甲子園通算16勝21敗 準優勝1回

今年、本当に久しぶりに登場する米子東に、心躍らせている高校野球ファンも多いのではないでしょうか。「公立王国」であったかつての鳥取県高校球界において、常に時代をリードし続けてきたのがこのチーム。鳥取県は、米子中の流れをくむこの米子東と、鳥取一中の流れをくむ鳥取西が”東西の両横綱”としてでんと控える図式でした。この両校の「激闘数え歌」は鳥取のオールドファンには語り草になっているものも多く、昭和50年代には両校ともにプロ注目の好投手を生み出したり、覇を競い合っていましたね。しかし時の流れか、公立進学校の甲子園出場は徐々に難しくなってきて、公立王国と言われた鳥取県にも私立の野球校が後続からどんどんと流れ込み、その流れを完全に変えていきました。今は鳥取城北、倉吉北などが毎年好チームを作って甲子園にコマを進めているものの、どっこい鳥取西、八頭、境などの公立勢も負けない野球を展開して、毎年面白い夏の覇権争いが繰り広げられています。県大会出場校の「最小出場県」ながら、熱い戦いが繰り広げられる注目の地区でもあります。そんな中、復活ののろしを上げるのがこの米子東。米子東と聞いてワタシの頭に思い浮かぶのは「緑」。色鮮やかな胸のマークは、それだけで伝統を感じさせてくれるもので、ユニフォームフェチのワタシなどにとっては垂涎のフォルムです。そして思い浮かぶ甲子園での戦いは、まずは昭和52年の選抜。その年の米子東は、雪国だけあってやはり攻撃力はないものの、大会屈指と言われた速球派の左腕、野口投手を擁していて、注目して見ていました。野口は序盤からとらえられて敗退したものの、そこかしこにキラリと光るものを見せていて、その後立大に進んで六大学の記録を作るような奪三振マシーンに進化。その後は西武にドラ1で指名されて入団しました。プロでは輝けなかったものの、鳥取が生んだスーパースターという感じの投手でした。(同時期には巨人や広島で活躍した川口投手もいましたね)そしてさらに思い浮かぶのは、甲子園で勝利を飾った2試合ですかね。ワタシの記憶は70年代からのものなので、その前に米子東が甲子園で勝ちまくっていた頃のものは全く記憶にあるはずもありません。70年代から現在まで、米子東は甲子園に春夏7回出場して2勝を挙げていますが、その2勝はいずれもインパクト十分な試合っぷりでした。まずは86年の夏の選手権初戦、東亜学園戦です。東亜学園のエースは、翌年の夏に甲子園のヒーローとなり広島にドラ1で入団した好投手川島。彼は2年生でまだ完成形ではありませんでしたが、米子東はその川島の球筋をじっくりと見極め、しぶとくワンチャンスを待って一気に逆転・・・・・という試合っぷりでした。ワタシの地元チームですからもちろん東亜学園寄りで試合を見ていたのですが、じわじわといや~な感じを抱きながら見ていたら、案の定後半にまくられた・・・・という思い出のある試合で、米子東の「伝統の力」を感じたものでした。そして96年選抜の釜石南戦。まさに「どっちに転んでも」の大乱戦で、最終回に米子東が3点を奪って逆転勝ちした試合でした。印象はというと、まさに「高校野球って、こんな試合あるよなあ」という感じ。伝統校と新鋭校という対戦でしたが、今の高校野球ではなかなか見られないような「荒れた」試合っぷりに、かえって楽しくなってしまった思い出があります。伝統校と言いながらほとんど初出場と言ってもいい米子東。相手はどこも、洗練されてスキのない野球をするチームばかり。そんな中、伝統の終盤粘り強い執念の野球が発揮されれば、面白いと思いますね。イメージは数年前に21世紀枠で出場した松山東高校の戦いっぷり。選抜ならではの試合で勝ち進むことを、期待しています。




中国代表   市立呉(広島)      2回目(2年ぶり)
                             夏出場なし   

2年前の選抜。広島の新鋭が甲子園に登場して、見事に強豪至学館との開幕戦を延長で制し、優勝候補筆頭の履正社との2回戦でも、見事な戦いぶりで相手をスミ1で抑えきった戦いぶりは称賛に値しました。真っ白のユニフォームは、春まだ浅い甲子園によく映えていました。今回は2度目の挑戦。1度目よりも2度目という事で、関係者、ファンはさらなる活躍を期待しているところでしょう。その声をプレッシャーと感じずにいい後押しだと思ってノビノビ戦えれば、きっといい結果が出ることと感じています。広島県に新時代をもたらすニューフェースとして、大きく羽ばたいてほしいと思っています。

前回の記事 ⇒

広陵を中心に好チームがひしめく広島から、またも新しいチームが出現してきました。90年代から、高陽東、瀬戸内、如水館、広島新庄、総合技術など、新たな顔が次々に登場してきた広島の高校球界。00年代からは完全に広陵がピラミッドの頂点に立つ構造の中、その広陵に挑む新興勢力が、県内の野球を盛り上げています。市立呉については、今年の選抜に出るまでまったく知らない学校でした。これから歴史を刻んでいく、最初の段階だと思います。広島県の野球は、広島商・広陵の2強が戦前からずっと『野球王国』として引っ張ってきて、広島商が甲子園62勝、広陵が66勝と、2強でなんと128勝を挙げているという凄い歴史を誇っています。そして現在も、指導者に広島商、広陵出身者が実に多いというのも、広島の特徴ではないかな・・・・・と思っています。
一方この市立呉の監督は中村監督。ワタシはこの監督の名前を聞いて、実に久しぶりだなあと思ってしまいました。この中村監督は、尾道商全盛期に監督を務めた方。81,82,86年の3回選抜に出場し、『春の尾商』という感じでした。82年、86年にはそれぞれ2勝ずつを上げ8強に進出。82年のエース左腕、川上投手はなかなかの好投手でした。そしてもっともワタシが印象に残っているのが、86年の2回戦、天理を破った試合です。天理はこの大会では『西の横綱』と言われた強豪で、夏の大会では初の全国制覇を成し遂げた強打のチーム。その天理に対して、尾道商は虎の子の1点を守り通して、なんと1-0とジャイアントキリングを成し遂げてしまいました。この試合を見ていたワタシ、『いつか天理の打線が爆発するだろう』と思ってみていたのですが、尾道商の軟投派投手(たぶんMax120キロ台)が、最後まで球をよく散らして的を絞らせず完封してしまい、本当に驚きました。言い古されている言葉ですが、『ピッチャーはやっぱり、速さじゃねえな』というのを実感するとともに、『やっぱり広島の野球は恐ろしい』というのを実感した試合でした。
その試合からもう30年以上。実に31年ぶりに甲子園で采配を振るう中村監督に、大いに注目しています。

 

 

四国代表  高松商(香川)     27度目(3年ぶり)
                            夏19度出場  甲子園通算58勝41敗  優勝4回 準優勝3回

前回選抜準優勝を飾った名門、高松商がまた甲子園に戻ってきます。『四国四商』の一角である高松商の歴史はいまさら言うまでもありませんが、前回の甲子園での復活、大活躍を見るにつけ、四国の野球ファンは「やっぱり高商じゃなきゃ、いけん」という気持ちをさらに強くしたんじゃないでしょうか。高松商の復活があったとはいえ、その前も後も、やはり香川県のチームが甲子園で活躍するという姿はあまり見受けることはできません。ですが、高松商の復活劇は、同じ香川の公立校である三本松の奮起を即して一昨年夏の甲子園8強進出につながりました。「やればできる」を実践して見せたこの強豪校は、どんなに時代が変わっても「四国の高校野球の軸」であることに変わりありませんね。昨夏は同じく四国四商の一角である高知商が、長年の沈黙から目覚め宿敵・明徳義塾を破って甲子園に出場、秋の四国大会では『四商』のうち高松商、高知商、徳島商の3校がそろい踏みしました。残念ながらなんと3校が同じブロックに入るという不運がありましたが、そんな中勝ち上がったのが高松商。高知商、徳島商の「魂」もこもっていますから、今回もまた、甲子園で大暴れしてほしいものです。それはそうと、松山商はどうしているんだ~。00年以降も『四商』の中で最も安定した戦績を上げていたっていうのに、ここ15年程、何の音さたもないぞ~。復活へののろし、上げてくれ~~。ということで、高松商への期待は、ワタシの中ではMAXに上がっているところです。

 

前回の記事 ⇒

このセンバツ高校野球大会の輝ける第1回優勝校が、20年ぶりに甲子園の舞台に帰ってきました。しかも『秋全国制覇』の称号を引っ提げて。四国の高校野球と言えば、古くから【四国四商】を抜きには語れません。この高松商をはじめとして、松山商、徳島商、高知商。それぞれが高校野球界に確かな足跡を残し、全国制覇の経験もあるこの四校。(徳島商は、”幻の甲子園”での制覇があります。)ワタシが高校野球に興味を持ち始めた昭和40年代。四国四商は『かつての栄光』からはやや力を落とし新興勢力に押される状況でしたが、それでも何度も甲子園までコマを進めていましたので、それぞれのチームに深い思い出があります。高知商は昭和50・60年代がピークでしたし、松山商も昭和61年の準優勝や平成8年の優勝など、栄光を重ねました。徳島商は昭和50・60年代の池田時代を経て、平成に入りまた息を吹き返して何度も甲子園に出場し、いい戦いぶりを見せてくれました。そんな中、四商の中で最も伝統がある高松商は、ワタシの目に触れる中で印象に残ったのはほんのわずか。ワタシの中では『出ると負け』のチームという印象があります。ワタシが最も甲子園に熱い思いを抱いていた昭和50年代、高松商はまさに『毎年甲子園に出てくるチーム』でした。しかしワタシの印象は『甲子園では弱い』チーム。あの時代の”強い四国”にあって、地方大会ではいつもあれだけの実績を残しながら、なぜ甲子園ではあんなにすぐにころりとやられるのだろうということを、不思議に思っていました。同じ四国四商の高知商や池田、同じ香川の丸亀商や尽誠学園などがしっかりと甲子園で実績を残す中、高松商の『大舞台での弱さ』はなぜか際立っていた気がします。この当時、高松商と松商学園、両名門校は毎年のように甲子園に出ながら初戦敗退を続けていたので、ワタシの中では『マツのつくチームは、ダメだなあ』ということがなんだか、刷り込まれています。記録をひもとくと、昭和50年代、高松商は何と10回も甲子園に出場。要するに毎年春か夏のどちらかは、甲子園に来ていたということですね。その中で初戦を突破したのはわずかに3度(4勝)。後の7回は初戦敗退でした。その苦しい時代に光を放ったのが、77・78年のエース、河地投手でした。真っ向勝負のこの右の本格派は、78年センバツでは浪商の牛島投手(元中日)と投げ合って完封勝ち、夏は仙台育英の大久保投手(元広島)と延長17回の球史に残る投手戦を展開しました。最後はサヨナラデッドボールという悲運の終幕でしたが、『高松商・河地』の名は、深く高校野球ファンに刻まれましたね。その77年から79年までの3年間、戦後初めて甲子園に皆勤した、堤選手という好選手もいましたね。何しろこの時代、5季連続甲子園出場なんて夢のまた夢で、しかも全部にベンチ入りするなんて、これまた夢の様な話でした。特に甲子園のベンチ入りが14人という時代だったので、この堤選手は『日本一幸せな選手』として話題を集めました。しかしその後は、80~82年に早実の荒木大輔や小沢が1年から皆勤して、5季連続出場選手は珍しくなくなりましたし、PLのKKコンビはあまりにも有名です。最近では『1年生の即戦力選手』が目白押しなので、5季連続出場も珍しくなくなりました。さて、高松商は平成時代に入ってからはまったく振るわなくなり、甲子園からは遠ざかってしまいましたね。かつて栄華を誇った『公立商業高校の野球』が新興勢力に押されて、なかなか厳しくなってきたのと足並みをそろえて・・・・・という感じです。90年センバツ、96年春夏に出場がありますが、特に目立った成績も残せず、近年は20年も甲子園から縁遠くなっていました。その間、四国四商が勝てなくなってきたと同時に、四国の野球自体も全国の高校野球の中で、光を放てなくなってきています。香川勢は特にそれが顕著で、00年代に入ってからは、夏は何と16年間で4勝しかしていません。勝率.200という寂しさです。選抜では02年以来13年も勝利なし。野球好きが多い事でも知られる香川県の高校野球ファンは、怒っているのではないでしょうかね。そして、この名門高松商の復活を、心待ちにしていたのではないでしょうか。今年のチームは秋の明治神宮大会で、”選抜の2強”と言われる大阪桐蔭と敦賀気比を連破して優勝。『強い高商』が、半世紀ぶりに復活する機運は高まっています。さて、今年のセンバツ。高松商がどんな戦いを見せるのか、注目度はMAXです。

 

四国代表   松山聖稜(愛媛)      2度目(2年連続)
                            夏1度出場  甲子園通算 2敗   

アドウワを擁して初めて甲子園の土を踏み、昨春は選抜に初出場。着実に「甲子園常連校」への道を歩んでいる松山聖稜。昨年のエース土居といいアドウワといい、投手の育成に長けたチームと言えるかもしれません。甲子園ではまずまずの戦いぶりを見せるものの、まだ初勝利とはなっていませんので、今年の選抜は必勝を期して臨むことでしょう。今年も投手を軸にした野球をするチームのようで、殻を破れば一気に上位進出も夢ではありません。


前回の記事 ⇒  


さて、今度は愛媛の「新興勢力」松山聖稜です。一昨年の夏に長身のアドウワ投手を擁して春夏初出場を決め、甲子園では準優勝した北海と互角の激闘を演じました。アドウワ投手の印象とともに、甲子園のファンにインパクトを残す戦い方でしたね。その時に1年生だった選手たちが最上級生となって、あこがれの聖地に再び登場し、今度こそ初の勝利を願っています。松山聖稜といえば、率いる監督があの沖縄尚学で感涙の選抜全国制覇を成し遂げた時の選手であった荷川取監督。ちなみにその時のエースが、現在沖縄尚学で指揮を執る比嘉監督です。いつの日か両校が甲子園の地で相まみえること、楽しみにしているワタシがいたりします。愛媛といえば正岡子規を生んだ日本有数の野球どころ。愛媛県代表校は、長らく甲子園での勝率日本一を誇っていました。全国制覇も10回、準優勝が8回と、なんともまばゆいばかりの球歴を誇ります。逆に言えば、それだけファンの目も厳しく、簡単に負けて帰ってくるようなら、ブーイングを浴びるぐらいの覚悟が求められます。しかし近年の戦績は今一つ。甲子園では「済美以外は、よう勝たん」という状態が続いています。そんな状況に、この松山聖稜が風穴を開けられるか?思えば昨年初出場の帝京五は、東京の帝京高校で選抜準優勝の小林監督が指揮を執っていました。そして今年は荷川取監督。他県出身の元甲子園球児たちが、「野球の発祥の地」ともいえる愛媛の高校野球界で奮闘し、新しい風を吹かせようとしています。近年、あの一色監督(松山商、新田監督)や上甲監督(宇和島東、済美監督)などの全国の名将といわれた監督が亡くなり新しい時代に向かう中、今年の松山聖稜の活躍が、期待されています。


(つづく)


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