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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

祝 監督就任!  頑張れ 神前監督

2016年05月31日 | 高校野球

~サンケイスポーツより~

京都共栄学園高(京都府福知山市)は30日、
2日付で大阪府立春日丘高の前監督で、
同校を率いて1982年夏の甲子園出場した経験がある神前俊彦氏(60)が硬式野球部の監督に就任すると発表した。

強化の一環として専従監督を招へいした。


このニュースを聞いた途端、
『おお~~~~ついに』
と嬉しくなりました。

というのも、
新監督になる神前俊彦氏は、
ワタシの大好きな監督さん。
情熱にあふれ、
いつも『強いものを倒しに行く』というファイティングスピリットを体現していた監督さんだからです。

その情熱は実を結び、
あの全国最激戦区の大阪で、
普通の公立校である春日丘高校を82年に夏の甲子園出場に導き、
その後も府予選決勝に導くなど、
数々の実績を残してきました。

そして、変わらぬ情熱で『公立校を甲子園へ』と指揮を執り続けてきました。
付け加えて言いますと、
この方ANAの社員としてビジネスマンを本業としており、
空いた時間をすべて高校野球の指導につぎ込んできたという情熱の塊。
手弁当で何十年もすべての時間を注ぎ込むなんて、
ちょっとやそっとの情熱ではできないことです。

それだけに”高校野球おやじ”のワタシも、
『いつの日かまた神前監督が甲子園に出る日を楽しみに』
遠くの空から応援を続けてきました。

しかし一昨年11月。

長年にわたり情熱を注ぎ込んできた春日丘高校から、
神前監督は一方的にすべてを取り上げられ、
生徒(選手)にも一切コンタクトをとることを許されず、
しかも学校への立ち入りをも禁止されるという事態になったとのニュースが駆け巡りました。

本当はどんなことがあったのか……
当事者ではないので『事の真相』はわかりませんし、それに言及するつもりもありません。
ほどなくして春日丘高校は、
監督の交代を府高野連に届け出て、
この問題は終了とされて、
その後フタをされてしまいました。

その時にワタシがつづった記事です。   
http://blog.goo.ne.jp/angeldad/e/b5975e8c1831e5b8193972187f61e7f6



しかしながら、
長い間指導してもらった恩のある監督を退任させるための”やり方”として、
学校があまりにも大人げなく、あまりにも無礼だということに、
ワタシはいまだに憤ってはいます。

社内抗争に敗れて退職する(追い出される)人にだって、
会社は花束を渡して退職のあいさつを聞き、
拍手で送りだしまっせ、普通は。
それが世間の常識ってもんですよ。


ワタシは前回のブログの中で、
『神前監督の情熱をぜひわが校で生かしてほしい』
と思っている学校が必ずあるはずだと綴り、1年半の間待っていましたが、
ついにこの日のニュースとなりました。

京都共栄学園高校

その名前、しっかり刻み込まれましたよ。
この夏から、ワタシが京都で一番注目する学校となりました。

近年、龍谷大平安が見事な”確変”を遂げ、
それを追ってたくさんのチームが闊歩する大激戦区となっている京都の高校野球。
そこに身を投じるのは、
なかなかしんどいことであるかもしれません。
ましてや結果を求められる監督就任でもあることでしょう。

しかし神前監督の野球は、
『なにくそ』と強者に立ち向かっていくど根性野球。
激戦・京都に新しい風を吹かせてくれることでしょう。
その風は、大きな嵐かもしれませんよ。

そしてこれからは、
学校の理解や協力も十分に得られての戦いとなりますので、
神前監督としても”やりがい”を十分に感じながらの指揮となることでしょう。

神前監督が甲子園に出てくるチームのイメージとしては、
今年の選抜で大活躍した明石商業の戦いなどをダブらせています。

『甲子園への帰還、おめでとう!』
と叫ぶ日はいつになるのか、本当に楽しみです。

頑張れ!神前監督

頑張れ!京都共栄

 


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2 コメント

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心強い応援です (大阪 茨木の住民)
2016-06-01 21:18:34
小生も日刊スポーツの記事を見てうれしくなりました。
14年の11月に解任。 春日丘OBの地元議員よりも圧力をかけましたが小役人校長に負けました。

神前さんは、しつけが厳しく公立での甲子園を追い求めていました。

京都は平安他激戦区ですが今夏は西京極球場に応援に行きます。 関東の方が大阪の監督フアン都は心強い限りです。
返信する
新天地での活躍を期待 (まめちち)
2016-06-02 07:07:39
大阪茨木の住民の方、コメントありがとうございます。
神前監督の情熱が生かされず埋もれてしまうことは、大きな損失だと思っていました。関西地区の夏の予選は、なかなか映像で目にすることはできないのですが、ずっとその動向を追える楽しみが増えました。いつか甲子園で、あの闘将そのままのベンチでの姿を見ることができること、楽しみに待っています。
返信する

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