プロ野球はこの3連休、
セ・パともにCS第1Sが開始。
東京と福岡で、
激闘が繰り広げられました。
パ・リーグはSBとロッテが対戦。
この対戦は、
ロッテがまさに『失うものが何もない』状況だったので面白いかとも思ったのですが、
SBがまさに攻守に圧倒。
力の差をまざまざと見せつけて、
2勝0敗でファイナルステージに進出しました。
やはり今年のパ・リーグ。
日ハムとSBの力が明らかに他の4チームとは違っていましたから、
ロッテは『歯が立たなかった』というのが本音でしょうね。
SBは夏場からの日ハムとの競り合いの中で、
しびれる試合をいくつも経験していましたから、
そのあたりもロッテを上回っていました。
ロッテは夏前から完全に【3位安泰】で、
上にも下にも大差がついていたのでCS一本に絞って調整してきたでしょうが、
やはりシーズン中から全く厳しい戦いをしてこないシーズンだったので、
勢いも出てきませんでした。
その『面白みに欠ける』パ・リーグに比べて、
セ・リーグのCSはまさに激闘でした。
3試合ともどっちに転ぶかわからない戦いの末、
第3戦延長11回でこの激闘は決着。
横浜DeNAが、
初進出のCSでそのパワーを発揮し、
巨人を蹴散らして広島へのキップを手にしました。
11回に決勝ヒットを放ったのが嶺井というところに、
DeNAの”全員野球”の真骨頂が垣間見えました。
最後山崎には冷や冷やしましたが、
ラミレス監督の信頼に何とか応えて、
阿部を打ち取りましたね。
あっぱれな投球でした。
勝負はまさに、
紙一重でした。
第1戦から、
しびれるような試合を続けて、
この日は延長11回の激闘。
短期決戦にはこれまで縁のなかったDeNAの選手たちにとって、
これほど自分たちを成長させてくれる舞台はなかったことでしょう。
彼らはさらに一皮むけてくると思いますね。
このCS第1ステージを見て、
ワタシの率直な感想としては、
『もう巨人の時代じゃないってことかな?』
ということ。
巨人ファンには非常に失礼なのですが、
すでにプロ野球というものが『巨人中心の時代』でないんだなあということが、
なんだか実感として分かったシリーズでした。
あの東京ドームに大挙押し掛けた青の軍団の迫力といい、
選手たちの腰の座り方といい、
今までは『他チームが王者の巨人に挑む』構図であったプロ野球、
特にセ・リーグであったのが、
『巨人もまた、他と同じ1/6なんだな』
ということがなんだかことさら意識されました。
プロ野球選手たちにとっても、
もう『巨人に勝ってなんぼ』なんていう意識は、
とうにないんだろうなあなんて思います。
70・80・90年代を見てきたものにとっては、
西武の王者からの転落と最近の凋落ぶりに続いて、
巨人がプロ野球の盟主から降りてしまったという時代の流れは、
なんだか寂しくもありますね。
しかし新しい時代で、
新しい強豪が溌剌と試合する様子は、
また楽しくもありますね。
ということで明日からはファイナルステージ。
広島・日ハムという今年を席巻した優勝チームに対して、
勢いをつけた第1ステージの勝者がどう立ち向かっていくのでしょうか。
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