ラグビー日本代表にとって、
10月、11月は試練の2か月間。
10月はオーストラリアA代表と3週連続の3連戦を敢行し、
その後はオールブラックスとの対戦が待ち受けます。
夏のフランス戦以来の代表の試合とあって、
秩父宮は満員の大盛況。
あれだけぎっしりと埋まったスタンドは、
やっぱり壮観ですね。
たくさんのブースもあって、
試合前から「ああ…これが代表戦だなあ」
という感覚を感じっぱなし。
キャップは与えられないものの、
メンバーを見ればこれが代表戦だというのは紛れもないところです。
日本はいい感じで前半を立ち上がり、
後半松島のトライが決まったところぐらいまではまさに押せ押せ。
さらにディフェンスの出足もよく、
「これは勝つんではないか」
と期待も膨らみましたね。
しかし心配された後半の残り20分で、
3トライを重ねられて22-34の逆転負け。
悔しい初戦になってしまいました。
日本の課題である残り20分の攻防と、
やはりワタシが感じたのはキッカーの違い。
トライ後のコンバージョン、
やはり日本だと角度のある所からだと「まず決まらないな」と思って見てしまいますが、
オージーはA代表ながらきっちりとそのあたりも安定して決めてきていて、
そのあたりに課題が垣間見えました。
来年のワールドカップで当たるイングランドとアルゼンチン。
イングランドは言うまでもないのですが、
アルゼンチン代表の最近の戦いぶりを見ていると、
キックが正確で3点ずつをしっかりと積み重ねてくる戦いをしてきています。
日本は対戦した際に、
あれよあれよという間に得点差がついていた・・・・・・・
というような戦いぶりになるんじゃないか?
そんな心配を、ワタシはしています。
昨日のキッカーは初の代表デビューとなった(キャップは与えられませんが)SO中尾が務めましたが、
やっぱり不満が残ったなあ。
一方ディフェンスなどの出足や当たりには、
かなり自信をもっていいのではと思います。
あとはスクラムやセットプレー、
デザインされた攻撃の精度などはワールドカップを前にすればどんどん上がってくるだろうと思いますから、
さほど心配はしていません。
ひとりひとりのスキルが上がってくれば、
上位の国ともしっかり戦えるのではないかと思っています。
2015年、そして2019年には、
予選プールで「最上位国」を立て続けに破った日本代表。
そのサプライズを、
来年のフランスでも見せてほしいと思っています。
まだまだやることは多いと思いますが、
頑張れ、ブレイブブロッサムズ!!
最新の画像[もっと見る]
- 全国高校サッカー選手権準決勝 決勝は関東のプレミア対決 前橋育英🆚流経大柏 2日前
- さあ リーグワン開幕! 3週間前
- 2024.10.26 オールブラックス戦観戦記 3ヶ月前
- 大の里 圧巻の2度目のV! 令和の怪物が相撲界を変える! 4ヶ月前
- 大の里 圧巻の2度目のV! 令和の怪物が相撲界を変える! 4ヶ月前
- 大の里 圧巻の2度目のV! 令和の怪物が相撲界を変える! 4ヶ月前
- 大の里 圧巻の2度目のV! 令和の怪物が相撲界を変える! 4ヶ月前
- ラグビーパシフィックネーションズカップ 日本代表 決勝に進出 4ヶ月前
- ラグビーパシフィックネーションズカップ 日本代表 決勝に進出 4ヶ月前
- おめでとう玉鷲。 1631回、連続出場の記録を更新! 4ヶ月前