SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ロジャー フェデラー

2009年07月07日 | テニス

ウィンブルドン選手権、
男子シングルス決勝で、
ロジャー・フェデラーが2年ぶりに王座に返り咲き、
6度目の優勝を飾りました。

アンディ・ロディックとの決勝は、
4時間18分にわたる激闘。
最終セットは、
16-14という、
史上稀に見る大激戦でした。

ちょっと説明しておきますと、
テニスの4大大会というのは、
【全英オープン(ウィンブルドン)】
【全米オープン】
【全仏オープン】
【全豪オープン】
の4つですが、
最終セットにタイブレーク制を採用していないのはウィンブルドンだけ。

だからこそ昨日の最終セット、
16-14という
ものすごい戦いになったわけです。

それにしても、
フェデラーという男はすごいですね。

この優勝で、
4大大会での勝利数は15勝。

更に、
ここ最近では4大大会で21大会連続ベスト4進出。

すごいという言葉では表せない数字です。

安定性と勝負強さ、
更に強靭な肉体も彼を支えているのでしょう。

あるテニスの評論家がその著書で、
「ロジャー・フェデラーは、今までの歴史の中で『こういうプレーヤーがベスト』と思われていた要素をすべて兼ね備えた、究極のテニスプレーヤー」
と表現していましたが、
まさに【心・技・体】すべてを兼ね備えた不世出のプレーヤーということが言えるのではないでしょうか。
(ちょっと前までは、ピート・サンプラスがそんなプレーヤーじゃないかと思っていましたが)


個人的には、
そのフェデラーの一番のライバルが、
サウスポーのラファエル・ナダルというところがいいね。

テニスを彩る数々の名シーンは、
右vs左という図式になることが多かった印象があります。

ボルグvsマッケンロー
ボルグvsコナーズ
エバートvsナブラチロワ

等の激闘が浮かびますが、
なんとなく右vs左は、
画面から見えてくる絵面が、
とても美しく芸術的に見えてしまうのです。

ハッキリとしたコントラストが、
そう感じさせているのかもしれませんがね。

さて、
まだまだ続くテニスのシーズン。

次は全米オープンです。

ウィンブルドンに次ぐ人気を誇る全米オープンで、
今度はどんなドラマが待ち受けているのでしょうか。



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