ウィンブルドン選手権、
男子シングルス決勝で、
ロジャー・フェデラーが2年ぶりに王座に返り咲き、
6度目の優勝を飾りました。
アンディ・ロディックとの決勝は、
4時間18分にわたる激闘。
最終セットは、
16-14という、
史上稀に見る大激戦でした。
ちょっと説明しておきますと、
テニスの4大大会というのは、
【全英オープン(ウィンブルドン)】
【全米オープン】
【全仏オープン】
【全豪オープン】
の4つですが、
最終セットにタイブレーク制を採用していないのはウィンブルドンだけ。
だからこそ昨日の最終セット、
16-14という
ものすごい戦いになったわけです。
それにしても、
フェデラーという男はすごいですね。
この優勝で、
4大大会での勝利数は15勝。
更に、
ここ最近では4大大会で21大会連続ベスト4進出。
すごいという言葉では表せない数字です。
安定性と勝負強さ、
更に強靭な肉体も彼を支えているのでしょう。
あるテニスの評論家がその著書で、
「ロジャー・フェデラーは、今までの歴史の中で『こういうプレーヤーがベスト』と思われていた要素をすべて兼ね備えた、究極のテニスプレーヤー」
と表現していましたが、
まさに【心・技・体】すべてを兼ね備えた不世出のプレーヤーということが言えるのではないでしょうか。
(ちょっと前までは、ピート・サンプラスがそんなプレーヤーじゃないかと思っていましたが)
個人的には、
そのフェデラーの一番のライバルが、
サウスポーのラファエル・ナダルというところがいいね。
テニスを彩る数々の名シーンは、
右vs左という図式になることが多かった印象があります。
ボルグvsマッケンロー
ボルグvsコナーズ
エバートvsナブラチロワ
等の激闘が浮かびますが、
なんとなく右vs左は、
画面から見えてくる絵面が、
とても美しく芸術的に見えてしまうのです。
ハッキリとしたコントラストが、
そう感じさせているのかもしれませんがね。
さて、
まだまだ続くテニスのシーズン。
次は全米オープンです。
ウィンブルドンに次ぐ人気を誇る全米オープンで、
今度はどんなドラマが待ち受けているのでしょうか。
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