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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

夏の甲子園2023 第7日  候補・仙台育英 盤石な戦いぶり

2023年08月13日 | 高校野球

甲子園は第7日。

この日の第二試合で、
全チームが登場しました。
ということは、大会も半分が終わったということですね。
 
この日の注目はなんと言っても優勝候補筆頭、
連覇を狙う仙台育英の戦いぶり。
相手は昨夏準決勝で対決した、
同じ東北のライバル、聖光学院。
 
東北大会では何度も対戦している両校、
試合前から気合い満点で、
ヒリヒリした雰囲気で試合は始まりました。
 
仙台育英の先発は左腕の田中。
聖光学院は技巧派左腕の小室。
 
試合は初回から動き、
仙台育英が先頭の好打者・橋本が塁に出てチャンスを作ると、
ボークやフィルダースチョイスで先制。
 
聖光学院は少し意識過剰になったか、
細かいミスが続いて先制されると、
続く2回には二死二三塁から、
上がったフライをセンターとショートが譲り合って痛い2点タイムリーとしてしまいました。
 
何かから回りという感じの試合になってしまったのが、
聖光学院にとっては痛かったですね。
 
なんとか前半一点でもリードして試合を進めたかったと思いますが、
結果前半から追いかける展開となり、
後手を踏む試合になりました。
 
仙台育英は、
とにかく落ち着いて試合を進める姿が印象的でした。
何事にも慌てず、騒がずの姿勢が徹底されており、
王者の風格を漂わせていました。
 
仙台育英は完全にひとつからを破り、
新たなステージに上がっていっている感じですね。
 
そして3-2と一点差で進んだ試合の中、
初戦で打ち込まれた湯田が見違えるような好投を見せ、
若干不安視された守備もレベルの高さを見せつける展開となり、
「攻守に不安なし」
を見せつけてくれましたね。
 
そして7,8回には初戦でも見せた強打が炸裂。
終わってみればライバル聖光学院を攻守に圧倒して8-2の完勝。
 
これはもう、
死角はないですね。
「強い!」
のひとことです。
 
このチームがあの駒大苫小牧以来の連覇を達成するのか否か、
それがさらに注目になってきました。
 
第一試合は東北同士の対戦、
第二試合は関東同士の対戦と、
この日は同地区同士の戦いが三試合。
東北勢が4校、関東勢が3校と偏った割には、
かなり観衆も入った印象です。
 
第一試合では八戸学院光星が完勝、
第二試合では専大松戸が凌ぎ合いを制して3回戦に進出しました。
 
第三試合では49代表校のしんがりで九州国際大付が登場。
 
この「最後まで待つ」チーム、
かなり調整が難しそうで、
これまでも数多のチームが苦戦を強いられてきましたが、
この日も力があるとされた九国の打線が爆発せず、
最後までペースを掴めずに終了、
あっという間に終わったという感じで甲子園を去りました。
 
注目のスラッガー、佐倉は爆発せず、
3回の甲子園でアーチをかけることはできずじまいでした。
 
勝った土浦日大はいい野球をしましたね。
初戦のタイブレーク勝ちに続いてこの日は完封勝ちと、
チーム全体が乗ってきている感じです。
 
 
さあ、
各チームとも二試合目に入り、
胸突き八丁の戦いが続いていきます。

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