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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

祝 西武ライオンズ・秋山翔吾  1000本安打達成 『早っ!』

2017年09月01日 | プロ野球

西武ライオンズの秋山翔吾が、
昨日の楽天戦で、
通算1000本安打を達成しました。

あと1本と迫った昨日は、
試合前のインタビューで、
『今日はサッカーのワールドカップ最終予選があるんで、その試合が始まる前に1000本達成しますよ!』
なんて話していましたが、
その宣言通り、初回の第1打席で2塁打を放ちあっさりと達成してくれました。

見事なもんです。

もう今や、
チームだけではなく日本代表『侍ジャパン』でも欠かせぬ戦力になりつつある29歳。
そう、彼もまた『マー君世代』のひとりなんです。

入団から7年目での100本安打達成は、
結構順調な彼の歩みを物語っていますね。

元来の『野球小僧』で探求心旺盛な彼のバッティングは、
本当に年々進化を遂げてきているように思います。

入団3年ぐらいまでは、
どこか不安定さを感じさせるバッティングだった彼。

そして入団4年目にはシーズン開始当初から、
本当に『ドツボ』にはまってしまい、
もがき苦しみました。

しかし結果的には、
その苦しみが彼を一皮むかせたのではないかと思います。

その4年目の終盤にいいバッティングを見せるようになったと思ったら、
入団5年目の2015年には大ブレーク。

イチロー、青木に続く≪シーズン200本越え≫の216安打を記録、
すっかり【球界の安打製造機】として、
顔と名前が世間に広められました。

2016年にも好成績を残し、
そして侍ジャパンの外野の一翼を担うようになった彼は、
今年2017年はWBCでの活躍を皮切りに、
所属の西武でもMVP級の活躍を続けています。

そして西武ファンのみならず、
今やプロ野球ファン全体に認知されているのが、
彼のその実直な人柄。

常に真摯な態度で答えるインタビューや、
ファンに接する態度などでも、
まさに『球団の鑑』いや『球界の鑑』と言える存在になってきています。


入団時から西武においては、
その表情や顔立ちが天才バカボンの『うなぎイヌ』にそっくりと言われて、
”うなぎ”などというニックネームをつけられ、
悪乗りした球団にそのグッズまで販売されていましたが、
今やそんなことを言う人も減って、
『秋山は球団の誇り』と位置付けられています。

野球に向かう姿勢や探究心は言うまでもなく、
その類まれなるセンスも衰えることはないでしょうから、
ケガにだけ気をつけて、ぜひこれからも『野球の王道』を歩み続けてください。

そして、
願わくば2000本安打も、2500本安打も(ワタシはこのぐらいまでは行けると思っています)、
西武ライオンズのユニフォームを着て、
達成してほしいと思っています。


入団するときに、
これまでの苦労をテレビ番組で紹介されて、
亡くなった野球好きのお父さんからプロ野球選手になる夢を託されたと言っていましたが、
今やそのお父さんの願いを大きく超えるような、
ピカピカのスーパースターに成長しました。

お父さんも本当に、
誇らしく思っていることでしょう。


西武ファンみんなが、
心から祝福した秋山の1000本安打。

そして間髪を入れず、
その試合で1001本、1002本と安打を積み重ねていったのは、
実に秋山らしかったですね。


日本代表のワールドカップ出場は本当にうれしかったのですが、
ワタシにとってはこの『秋山1000本安打』はよりうれしい出来事でした。
いい夜になりました。


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