東京五輪は2日目。
朝からもう、
すごすぎる日本のアスリートたちに、
日本国中沸きかえりっぱなしの1日でした。
まずは朝イチで、
競泳女子400m個人メドレーの大橋悠依選手が、
圧巻の泳ぎを見せて金メダルをゲット。
前半のリードを後半も保っての、
圧勝ともいうべきレースになりました。
予選の泳ぎを見ていて「チャンスがあるな」とは思っていたのですが、
こんな圧勝で勝つとは想像できませんでした。
レース後は涙とさわやかな笑顔が入り混じり、
素敵な表情を見せてくれていましたね。
そしてそのコーフンが冷めやらぬ中、
スケートボードの堀米雄斗選手が、
圧巻の金メダルを獲得しました。
初めて見るスケートボードという競技。
冬に見るスケボーと同様、
見ていると引き込まれてしまう競技ですね。
そんな中プロスケーターたちの戦いは、
解説者がなかなか面白く(?)紹介してくれて、
楽しんでみることができました。
手元にある雑誌などでは「金候補」と書かれていた堀米選手ですが、
予選を見ると「メダルに届くかな?」という感じでしたので、
何だかあまり力むこともなく協議を楽しんでいました。。。。。
が、
「一発技」のベストトリックに入って高得点を連発する堀米選手に対し、
「候補」と目されたアメリカの選手などがあまり技を決められず、
残り2本目ぐらいになった時に「おおっこれは・・・・」なんて思ってみていると、
涼しい顔をした堀米選手が見事な大技を決めて相手を突き放してフィニッシュ。
さすがのパフォーマンスで、
見事に金メダルをゲットしました。
いや~楽しい時間でした。
放送では何度も触れていたように、
地元も地元の江東区出身の堀米選手。
「わが町の誇り」
が金メダルゲットとは、そりゃスゴイ!!!
そしてお昼は、
バドミントンから卓球へという流れ。
なんだかこのオリンピックは、
一日中「これだけは見逃せない」戦いばかりで、
息つく暇もありませんね。
バドは各選手が安定して勝ちを重ねていきましたが、
卓球の混合ダブルスは、興奮しましたね。
タイで最終ゲームに入った水谷・伊藤のメダリストコンビ。
相手のドイツ選手が本当に強くて、
追い込まれて何度もマッチポイントを握られましたが、
その都度このペア、何度も何度も粘りに粘って逃れ、
最後は逆襲。
ファイナルゲームを16-14で制して、
薄氷を踏む思いで準決勝に進出しました。
その準決勝の相手は台湾ペア。
このペアも強かったのですが、
修羅場を潜り抜けてきた水谷・伊藤ペアが見事な戦いを展開。
4-1で制して決勝に進出しました。
このオリンピックで活躍が期待される日本卓球チーム。
その先陣を切って登場のこの水谷・伊藤ペアは、
日本チームに勢いを与えてくれましたね。
願わくば金メダル。。。。。
いや、いや、過度な期待はすまい。
と思いながらも、
二人が歓喜の笑顔にあふれていることを、
夢想してしまいます。
「お兄ちゃんとやんちゃな妹」
という言葉がぴったりなこのコンビ。
日本国中が彼らへの声援で、
大歓声に包まれています。
これだけでもおなかいっぱいなぐらい感動していたのに、
昨日は夕方にかけてまた、
これでもか!!!というくらいの感動が待っていました。
柔道の「世界最強兄妹コンビ」阿部兄弟が、
見事に二人そろって金メダルを獲得してくれました。
ゴールデンスコアにもつれ込むことが多かったこの日の戦いでしたが、
いずれにしても危なげはない安定した戦いぶりを続けていた二人。
まずは妹・阿部詩選手が登場。
決勝でもブシャールに対し、
しっかりと前半戦は耐えて相手に技をかけさせず、
8分を過ぎたところで寝技に持ち込み、
押さえ切って一本!!
見事な戦いで、
笑顔の金メダルを獲得しました。
優勝インタビューでは、「まだお兄ちゃんがある」。
そのお兄ちゃん、阿部一二三選手。
天才の名をほしいままにしたこの「令和の三四郎」は、
苦しかった国内選考会最終決戦で丸山選手を制しつかんだこの初めての大舞台で、
思う存分暴れてくれました。
決勝のマルグベラシビリ戦は、
相手の怪力にも一歩も引かずに大外刈りで技ありを奪い、
しっかりとした自分の戦いをやり切って優勝をつかみ取りました。
柔道人生最大の目標は「五輪4連覇」だそうで、
日本の国民も、
彼の夢に乗せてもらいたいですね。
あ~いいもの見せてもらった~と思ったら、
まだまだほかのドラマも待っていました。
なんといってもサッカー日本代表。
優勝候補にも挙がるメキシコを相手に、
見事2-1と勝ち切りました。
これで8強への道が、
しっかりと見えてきましたね。
久保がこの日も決めてリードすると、
わずか5分後にはPKを獲得して2-0としました。
あとは日本がしっかりと戦いを進め、
後半1点を返されたものの快勝。
これで3戦目のフランス戦に引き分け以上で1次リーグ首位通過。
目標のメダル獲得、
いや、金メダルに向けて、
歩を止めないで一気に突っ走ってほしいですね。
「日本オリンピック史上最強」と言われていたこのチームですが、
まさにこれまでのチームと比べても「次元が違う」ところを見せてくれています。
金メダル・・・・・と聞いて、
「それはいくらなんでも、風呂敷広げすぎじゃないの?」と思っていたワタシですが、
昨日の試合を見ると「いやいや、あながち夢物語ではないかも」なんて思ってきました。
そしてそのほかでも、
注目しているソフトはカナダにサヨナラ勝ちで4連勝。
早々と決勝進出を決めました。
今日アメリカと対戦しますが、
明日も同じアメリカと決勝を戦います。
同じ相手に2連戦。
しかも今日の戦いは順位には全く関係ない「負けていい試合」となりました。
いったい日本、そしてアメリカも、
どういったメンバーで、どういったことを考えて、
今日の試合を戦うのでしょうか。
駆け引きといった点を含め、
非常に興味深い今日、そして明日の戦いとなりました。
ソフトの今年のチーム、
上野選手の老獪なピッチングは見事ですが、
それも20歳の剛球左腕、後藤が安定していればこそという感じで、
この後藤選手の存在感が日に日に増していっています。
決勝のアメリカ戦も、
「後藤で勝ち切る」パターンに持ち込めば、
勝利も見えてきます。
タイブレークに持ち込ませての、
最後の1点をめぐる攻防になりそうな気配もします。
痺れますね。
テニスでは錦織、大坂の「日本のエース」も順当に初戦を飾りました。
1日中、
朝から晩までコーフンしっぱなしでした。
1日で金メダル4個なんて、
本当に記憶にありません。
ワタシが子供のころは、
64年の東京オリンピックの流れが続いていて、
まあ金メダルは10個ぐらいとるものだろうという感覚でした。
しかし88年のソウルから00年のシドニーまでは、
金メダルは4個、3個、3個、5個と、
本当に厳しい大会が続いて、
「そのぐらいの実力なんだなあ」と寂しい思いをしていたものでした。
その頃に比べると、
競技数が増えたとはいえ、
日本の金メダルは二けたなのは当たり前、
最多獲得の64年東京五輪の16個に近づくような進化を遂げていますね。
やっぱり日本全体で「スポーツで盛り上げていこう」という機運が、
結実したからだと思います。
この東京オリンピック。
地元開催の利を生かして、
頑張ってほしいと思います。
どのアスリートにとっても「一生に一度の晴れ舞台」を、
力を出し切って晴れやかな表情で終わりを迎えてほしいですね。
「スポーツのチカラ」
びんびんに感じています。
さて、今日は男子体操団体の決勝もあります。
今日も朝から、
テレビから目が離せない1日になりそうですね。
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