週末のスポーツは、
大詰めを迎えたシーズン終盤の戦いというのがキーワードでした。
サッカーはACLの決勝が日曜日に行われ、
浦和レッズは3度目の優勝を狙いましたが、
アルヒラルに完敗。
レッズはホームでのセカンドレグでしたが、
試合を支配されて後半に失点。
失点した瞬間に、
その後2点をあげても追いつけないという展開となって、
試合は決まってしまいました。
チャンスもあったことはあったのですが、
やはり何というか力の差があるなあという感じの試合展開で、
何か”優勝のにおい”を感じることはできませんでした。
まあ今季はJリーグでも不振で、
降格争いまで展開してしまったチームですから、
少し厳しいチーム状態だったのでしょうね。
それだけにこのタイトルは欲しかったと思いますが、
残念な結果に終わってしまいました。
一方Jリーグも佳境を迎えています。
特に日曜日に行われたJ2最終節。
ここで横浜FCがキッチリ勝ちをもぎ取って、
地力でJ1への昇格を決めました。
何と13季ぶりだそうです。
最後はカズもピッチに立って、
その歓喜の瞬間を迎えることが出来ました。
来季はなかなか勝てる試合も多くはないと思いますが、
今季のようにしっかりと若手とベテランを融合させ、
少しでも上を狙って行ってほしいと思います。
J1はここに来てFC東京がまさかのドロー。
横浜が首位に立ちました。
優勝争いは混とんとしていますが、
横浜ががぜん有利に立ったのは間違いなさそうです。
鹿島は厳しくなりましたね。
というか、
川崎が鹿島の背後から、
ACL進出権を狙ってひたひたと追いかけてきています。
今季は3連覇こそ逃しましたが、
終盤にいい戦いでルバンカップを制し、
ACL進出も決めたら合格点のシーズンではないかと思います。
降格争いは、
磐田、松本が厳しい戦いを強いられていますが、
こちらも最後までわかりません。
松本は痛い負けだったなあ。。。。。。
次節は東京vs浦和、横浜vs川崎ですか。
なかなか最後まで息の抜けない戦いが続いていきますね。
ラグビーは関東対抗戦。
明治が帝京を圧倒。
前半圧巻の4トライを挙げて突き放した明治は、
後半も余裕で戦い40-17の快勝でした。
これで明治は全勝で、
早稲田との宿命の全勝対決に臨むことになりました。
その早稲田は土曜日に慶応に17-10と辛勝。
あまりいいところのない、
結構押される展開でしたが、
最後のところで守備陣が踏ん張りを見せて逃げ切り。
明治との対決に臨んでいきます。
来年からはこの対抗戦最終の早明戦は、
ひょっとしたら”大箱”の国立競技場に舞台を移すかもしれませんから、
秩父宮での戦いはこれで最後になるかもしれません。
その前に今季も、
大学選手権の決勝で激突すれば、
「ラグビーのこけら落とし」となる国立での戦いとなります。
どっちの戦力が勝っているとか、
そんな前評判はことごとく覆されるのがこの早明戦。
チケットも久々に争奪戦になっている模様で、
舞台は整ってきました。
関西ではあの”オールブラックス”天理が早々と優勝を決めました。
今年も戦力は充実。
関西に敵はなし。
いよいよ初優勝を狙って、今年も東京に乗り込んできます。
対抗戦Gではこのほか、
昨日筑波が日体大を破り全日本選手権への出場を決めました。
筑波は箱根駅伝に続いての全国への切符。
かなりの体育会クラブが、
一段ずつグレードを上げている感じで、
なかなかいい流れになっていますね。
リーグ戦では東海大が優勝。
日大、流経大などが続いています。
ゴルフは女子が面白かったですね。
エリエール女子の最終日は、
渋野日向子が4週連続Vを狙った鈴木愛を振り切って優勝を飾りました。
これで今季国内ツアー4勝目。
さすがに全英女王だけあって、
戦い方に貫録すら感じます。
最終週も、
渋野と鈴木愛のマッチレースになったら、
面白いことになりますね。
最後に相撲。
14日目に白鵬が早々と優勝を飾りましたが、
千秋楽の貴景勝との相撲を見て思ったのは、
「ダメだこりゃ!」。
ため息しか出ない第一人者。
それを追っていく力のある力士が出てこないというのもまた、
大相撲界の悲劇的なところ。
いつまでも、あると思うな大相撲人気
ということで、
こんなことやってちゃあ、
先は暗いと言わざるを得ないかもしれません。
野球が終わって、
何だか手持無沙汰になると思いきや、
かえっていろいろな競技が佳境を迎えて、
手に汗握っている状態です。