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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

生粋の江戸っ子 土橋正幸さん さようなら!

2013年08月27日 | プロ野球

~日刊スポーツより~

元東映のエースでヤクルト、日本ハムの監督を歴任した土橋正幸氏が、今月24日午後10時56分、側索硬化症のため、東京都内の病院で死去していたことが分かった。77歳だった。


また一人、
野球界の重鎮がなくなりました。

土橋正幸氏、77歳でした。

土橋さんと言えば、
すぐに顔が頭に浮かぶのは、
40歳以上の世代の人たちかな?!

ワタシももちろん、
彼の現役時代のことは何一つ知りませんが、
ヤクルト、日ハムで監督を務めた時のことや、
プロ野球ニュースでのきっぷのいい解説ぶりなどは、
すぐに頭に浮かんできます。

今では数少ない【江戸っ子】という感じでした。

ヤクルトの監督を務めた関根潤三さんもそうですし、
東京出身ではありませんでしたが武上四郎さんなど、
ヤクルトが『弱かった』時に監督を務めた方々は、
なんだか【江戸っ子】な方々が多かった。

だから負けても負けても、
何だかまた応援したくなっちゃうようなところがあるチームだったんじゃないでしょうか。

大きな体とべらんめい口調で、
王者たる巨人や広島などに果敢に立ち向かっていった姿と、
選手に対する愛情などは、
『親分』と呼ぶにふさわしいような人でした。

一方、
プロ野球ニュースでは、
べらんめい口調に似つかわしくないような渋みのある声で、
結構的確に戦況を振り返ったりもして、
『やるなあ』
と思わせてくれたものでしたね。

下町の怖くて優しいオッチャン

の雰囲気を持つ土橋さん。

その晩年は、
あの『ルー・ゲーリック病』との戦いだったのですね。
知りませんでした。

筋肉が委縮してしまうこの病。
あの『アイアン・ホース』と言われたルー・ゲーリックを直接引退に追い込んだ原因で、
そのことを映画『打撃王』で見て、
涙したものです。

いずれにしても土橋さん。

70年代~90年代。
あなたの顔を思い出すと、
あのころの野球の風景が、
鮮やかによみがえってきます。

【豪快かつ繊細】
であったあなたのこと、
忘れません。

安らかにお休みください。
さようなら。


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