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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

村田デビュー 『すっげ~!』  井上日本王者 『やる~!』

2013年08月26日 | ボクシング

≪ミドル級6回戦≫

村田諒太   TKO  2回   柴田明雄
(三迫)               (ワタナベ)

≪日本Lフライ級タイトルマッチ≫

挑戦者               チャンピオン
井上尚弥   判定 10回   田口良一
(大橋)               (ワタナベ)


感動のロンドンオリンピック。

その中で、
ひときわその光を放っていたのは、
まさかの金メダルに輝いたボクシングの村田選手。

日本ボクシング界の悲願であるとともに、
遠い存在であったオリンピックのメダルを、
≪金メダル≫それも重量級で獲得した村田選手は、
一躍時の人となりました。

その後の動向が注目されていた彼ですが、
当初は『プロには転向しない』の一点張り。

ワタシをはじめ多くの人が、
『もったいないなあ』
という感想を抱いていましたが、
冬になって一転、
『プロ転向』
しかも
『アラム氏率いるトップランク社と契約』で、
世界に照準を絞り、
主戦場をアメリカのリングに求めました。

そんな中での昨日のデビュー戦。

村田はその光輝く才能の一端を見せてくれ、
柴田を問題にせず2R/TKO勝ち。

右の強烈なパンチは、
これからの彼の未来を暗示しているようにも見えました。

とにかく『これがデビュー戦のボクサーなのか』
というぐらいに落ち着き払ったたたずまい。

『オレのフィールドは、こんな小さなところじゃないぜ』
と言わんばかりの貫録を見せつけてくれました。

今後の彼の動向が、
気になって仕方ありません。

あの強豪集う、
ミドルの世界戦戦に、
殴り込みをかけていく姿。

ワクワクしますね。


そしてもう一人。

【天才】井上が、
プロ4戦目にして日本タイトルマッチに挑みました。

骨のあるチャンプ・田口に対して、
終始攻勢を奪っての判定勝ち。

KOが期待される対戦だったのですが、
ワタシはKO勝ちよりも10Rをフルに、
スタミナを落とすことなく戦い抜いた井上選手に、
より高いポテンシャルを感じました。

素晴らしい、見事な『戴冠』だったと思います。

敗れた田口選手も、
まだまだ『世界』を狙っていくチャンスがある選手だと思いました。
昨日の試合で、
ファンも増えたんじゃないかな。
頑張ってほしい選手です。


この試合で『夏のボクシング戦線』もほぼ終わり。

山中、八重樫の連勝のほかに、
三浦選手が8月18日、
見事に敵地・メキシコで防衛を果たしたことも忘れてはいけません。

倒し倒され、
12Rを戦い抜いた上での判定勝ちでした。

さすがは根性の男、三浦選手。
見事なものです。

秋からのボクシング戦線も、
盛り上がっていくことでしょう。


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