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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

女子バレー日本代表 カナダに惜敗でオリンピックお預け。 40年前をまざまざと思い出す。。。。

2024年06月14日 | スポーツ全般

昨年ぐらいからでしょうか、
バレーボールが盛り上がっていますね。

男子は3枚のエースを中心に世界に肉薄していますし、
女子もしっかりとした守りからいいバレーを展開、
パリ五輪まであと一歩と迫っています。


そんな中で日本女子バレー、
昨日はオリンピックを目指すライバル、
カナダとの対戦を迎えました。

ワタシはこのところ、
バレーボールの観戦がすごく好きですね。
ず~っとバレーはただフジテレビが盛り上げているだけで・・・・・・・
なんて思っていて、あまり真剣に見てはいなかったのですが、
最近はちょっとその考え方も変わってきています。

もともと日本はバレー強国で、
ワタシが子供の頃は、
64年の東京五輪での女子バレーの金メダル、
そして72年のミュンヘンでの男子チームの金メダルと、
「世界トップに立つ、唯一の球技」
という位置づけでした。

72年のミュンヘンの男子バレーの激闘は、
いまだに深くワタシの心の中に根差しています。

松平監督の下、
大古、森田、横田、猫田、嶋岡、中村、南・・・・・

今でもすらすらと名前が出て来てしまうほど、
ワタシの中でも「大ヒーロー」でした。

金メダルを確信してオリンピックを見ていた記憶がありますが、
準決勝のブルガリア戦は、
珍しく夜中まで起きて、
その大激闘をワーワーキャーキャー言いながら見ていた記憶がありますね。

とにかくカッコよかった。


そして女子も、
ワタシは東京五輪は生まれてもいなかったので記憶もありませんが、
モントリオール五輪の金メダルにはやはり熱狂しました。

当時のオリンピック、
日本チームで、
優勝できる可能性のある球技は、
バレーボールに限られていましたんでね。

圧倒的な大エースの白井がいて、
彼女にボールを集めておけばまず大丈夫という、
絶大なる信頼感を集めていました。


そして1大会飛んでのロサンゼルス五輪。

このあたりは男女ともにバレー人気は最高潮で、
女子は江上、三屋のツートップに、
セッターは”天才”中田久美でしたね。

男子で覚えているのは、
なんといっても河合俊一。
ものすごい人気を誇っていました。

確か「バボちゃん」が登場したのもこのころ、
いやっ少し前ぐらいかなあ。。。。。


そういえばワタシ覚えているのは、
東京体育館に、
女子バレーのロス五輪アジア予選(?)の『今日勝てば決まり』という試合を、
長い行列に並んで見に行ったこと。。。。。

そしてず~っと並んだにもかかわらず、
結局我々の20人ぐらい前で「チケット売り切れ」になってしまって、
泣く泣く帰ったことですね。

当時は今みたいにスマホもないし、
手元で映像を見ることもできなかったので、
超速で帰宅して、
途中からテレビにかじりついたという記憶があります。

*ちなみにそれが運のツキ、
 ワタシはこの試合を会場で観戦できなかったこと以降、
 バレーボールの会場に足を運ぶということが全くなくなりました。
 いまだにバレーボールの試合、現地観戦したこと、ありません。
 なんでかなあ・・・・・機会がなかったとしか、言いようがありませんね。チケットも取りづらいし、
 何しろ観客のほとんどが、女性ですからねえ。。。。



そしてこのころ。

男子は世界で戦えるだけの力はなかったと記憶していますが、
女子はオリンピックの金メダルを狙えるんじゃないかと思われていました。

まだまだ「東洋の魔女」の威厳は生きていましたし、
このチームも江上、三屋のスパイクに堅い守備を誇っていましたから。
ワタシも金メダル獲得を、
疑ってはいませんでした。


しかし。。。。


日本と金メダルを争う、
アメリカにはハイマン、中国には郎平と、
両国には「大エース」がいたんですね。

日本は、
ホント守備で頑張って、
拾って拾って・・・・・・
という今に至るストロングポイントで世界のトップに肉薄していたんですが、
最後の最後は結局、
相手の大エースに高い打点から強烈なスパイクを打たれ、
それが拾えず敗れる。。。。。。。

それが日本の負けパターンでした。

ハイマンと郎平、
見ていてこの二人には、
日本はどうあっても止めることができないなあ・・・・・と感じていました。

結局日本はオリンピックの準決勝で、
郎平に縦横無尽にスパイクを叩き込まれて悔しい敗戦。
銅メダルに終わってしまいました。


そこから今年は40年。


昨日の日本vsカナダ戦を見ていて、
ワタシは「ああ、いつか見た光景だなあ。。。。。」と、
遥か遠い40年前を思い出していました。

その時はハイマンであり郎平が、
昨日のカナダ戦ではバンライクとグレイ。

やっぱり高さのない日本にとっては、
高い打点から鋭角に打ってくるスパイクは、
どうしても止めきれない。。。。

その40年前にも感じた忸怩たる思いを、
昨日も感じてしまいました。

守備の堅さと速さ、
それだけではどうにもならない、
「高さの壁」っていうものを、
まざまざと感じましたね。


まあでも、
日本チームはホントいいチームだと思います。

あのロス五輪の夏、
江上や三屋、中田を擁しても破れなかった壁を、
古賀、石川らの精鋭が、
ぶち破ってくれること、期待しています。

そのためには、
なんとしてもパリ五輪の出場権、
これはゲットしなければなりません。

次のセルビア戦。

なんとしても。。。。


頑張れ~~~日本代表。



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