年が明けてからというもの、
スポーツの話題に上ることもない日本ボクシング界ですが、
それはこの時期なんだか”エア・ポケット”に入ってしまっている状態だから。
実際は、
年末には内山、井岡の両チャンピオンが見事なKO勝ちで防衛に成功。
アマチュア界でも、
先日しずちゃんこと山崎静代選手が日本選手権を制し、
いよいよロンドンオリンピックへ向けての1歩を踏み出しました。
着実に実績を重ねていて、
全体としてはいい感じになってきていると感じています。
そのボクシング界。
今年は春の訪れとともに、
世界タイトルマッチが引きも切らない状況となります。
そのお楽しみの主なカードは、
こちらです。
≪2012年春 世界タイトルマッチ等日程≫
【3・27後楽園】
▼WBC世界Sフライ級タイトルマッチ 12回戦
王者・スリヤン・ソー・ルンビサイ(タイ)× 同級3位・佐藤洋太(協栄)
【3・31大阪】
▼10回戦
WBC世界Sフライ級11位・名城信男(六島) 復帰戦
【4・4横浜】
▼WBA世界Sフライ級タイトルマッチ 12回戦
休養王者・清水智信(金子)× 正規王者・テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)
【4・6東京国際フォーラム ホールA】
「THE REAL 15」
▼WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ 12回戦
王者・粟生隆寛(帝拳)× 同級1位・ターサク・ジャンデーン(タイ)
▼WBC世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
王者・山中慎介(帝拳)× ビック・ダルチニャン(豪州)
▼10回戦
長谷川穂積(真正)× フェリペ・カルロス・フェリックス(メキシコ)
まずは協栄ジムのエース、佐藤の世界挑戦です。
そして名城の復帰戦を挟み、
4月4日には横浜で、
物議をかもした休養王者・清水が、
自分がいない間になぜか正規王者になっていたテーパリットと、
意地をかけた王座統一戦に臨みます。
当時の記事がこちら ⇒ http://blog.goo.ne.jp/angeldad/e/667167504d4f8c0f12201a31b7282c20
清水には、
意地にかけても『かすめ取られた』感のあるチャンピオンベルトを、
もう一度『自分だけのもの』にして欲しい。
そう願っています。
そしてその興奮も冷めやらぬ二日後、
今度は【The Real 15】の開催です。
毎度おなじみの2大or3大タイトルマッチの競演。
今回は、
スカッと勝って同階級のWBA王者、内山に力を示しておきたい粟生のタイトルマッチと、
前回王座決定戦に勝って戴冠した王者・山中の初防衛戦。
この豪華タイトルマッチに長谷川穂積の復帰戦もコラボします。
場所は、
東京国際フォーラム。
はっきり言って、
ボクシングを観に行ったことのない会場です。
どんな感じなのかなあ。
楽しみですね。
ということで、
チャンプたちの百花繚乱。
本物の強さを見られる、
ボクシングの世界タイトルマッチ。
足を運んでみてはいかがでしょうか。