プロ野球あれこれ

昨日はパ・リーグのみ試合開催。

雨模様の寒い日でしたが、
千葉と仙台で大事なゲームが行われました。

千葉のロッテvsＳＢ。
ロッテの投手陣が総崩れしてＳＢに大敗。
まだマジックは出ているものの、
3試合を残してのマジック3は、
「追いつめられた」と同義語でしょう。
残り3試合で負けは許されず、
一気に苦しくなりました。

追っていくオリックスは仙台で最終戦。
エース山本がまたも圧巻のピッチングを見せて完封勝ち。
4－0で楽天を破り、
トップで全日程を終了しました。
オリックスにとっては飛躍を遂げた今シーズン、
果たして優勝の栄冠に輝くのか？！

それにしても昨日の2試合、
投げたピッチャーが山本にマーくんに千賀。
世界に冠たる日本の最高の3投手が共演しました。

それぞれに素晴らしいピッチングを見せてくれましたね。
すでに海を渡って素晴らしい実績を持つ田中、
今が旬でメジャーの多数の球団から請われている剛腕の千賀、
そして日の出の勢いでスーパー投手への道を駆けあがっているＭＶＰ最有力の山本。

3人の投球を見ているだけでため息が出るような、
そんな昨日の「共演」でしたね。

さて、
今日はセ・リーグの大事な大事な2試合が行われます。

ヤクルトは今日のＤｅＮＡ戦に勝つとかなり優勝に近づきますが、
敗れると阪神の逆転優勝の可能性も5分5分ぐらいまで上がってきますね。
決して好調ではないチーム状況の中、
先発も高梨ですから一抹の不安を持っています。

しかし「勝たなきゃ何も掴めない」状況ですから、
全員が気合を込めて「ファイトいっぱ～～～～～つ」
と行ってほしいものです。

がんばれ～～。


さてさて、
この週末のプロ野球の話題として、
非常に寂しかったこと。

それは、
東京ドームでの、巨人の場内アナウンスを長年担当した山中美和子さんが引退されたという事です。

1977年から巨人の場内アナウンスを担当して、
もう44年にもわたって巨人戦といえば山中さんの場内アナウンス。。。。。
それがワタシなんか、
完全に身に着いちゃっています。

77年といえば王さんがまだ現役、
それどころか世界記録を放った年ですね。
ワタシの「野球への情熱」がＭＡＸだった時期はずっと、
山中さんのアナウンスだったんだなあ・・・・・なんて、
感傷的になってしまいました。

山中さんのことは、
最近はドキュメントなどでやっていましたから知っていましたが、
その前は「声のきれいな人がアナウンスやっているなあ」という感じしか持っていませんでした。

ワタシは個人的には、
球場のアナウンスはきれいな声の女性アナウンスがが好きで、
東京ドームは特に好きでしたね。
（西武球場のそれも好きでしたが、いつの間にやら今のＤJ風男性アナウンスに変わってしまいました。）


山中さんは、
王さんの現役、長嶋さんの初期の監督時代から、
間近で巨人軍の栄枯盛衰を見てきたんだなあと思ったら、
すごいことだと改めて思いますね。

何せ原監督は、
まだタテジマのユニを着ていた時代なんですから。

23日のヤクルト戦が、
最後の試合になったようですが、
心からのお疲れさま、ありがとうを送りたいですね。


さて、
引退といえば、
巨人の亀井、大竹などの引退試合も行われました。
野上も引退するようですね。

西武も昨日大量8人に契約を結ばない旨を通達しました。
なかなか選手を切らない”人情派”と言われた渡辺ＧＭも、
ようやく新陳代謝を加速してチームを変えるという道に歩み始めた気がします。

いい新人も入ってくることだし、
まずは外国人選手をすべて新しくして、
さらに数人トレードやＦＡなどで獲得してほしいというのが願いです。

そしてスタッフも強化すること。
特にコーチングスタッフは、
こだわりを捨てて「勝てる体制づくり」に踏み出してほしいですね。

それにしても今年は、
斎藤佑樹、松坂大輔をはじめ、
たくさんの「かつて輝きを放った選手たち」が球界を去っていきますね。

新たな時代の幕開けでしょうか。

新たな令和という時代が始まり、
2，3年間の移行期間を経て、
いよいよ本格的な「新たな時代」が始まる予感がします。

プロ野球の未来はどのようになっていくのか、
非常に注目されますね。