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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲秋場所 飛車角金抜きの場所も、豪栄道の優勝目前。

2017年09月22日 | 相撲

大相撲秋場所も終盤戦を迎えました。

3横綱・2大関が休場という異例の場所にあって、
大関・豪栄道が調子を上げてきて10勝2敗。

不調の横綱・日馬富士をはじめ、
追ってくる力士に全く迫力がないため、
豪栄道の優勝はまず固いでしょう。

しかしながら、
昨日は苦杯を喫して優勝は14日目以降に持ち越されました。
まあ、
金曜日の13日目に優勝が決まってしまったら、
苦労して14・15日目のチケットを手に入れたお客さんが気の毒ですから、
これはこれで、よかったのではないでしょうか。

今場所は、
とにかく『飛車角』に『金と銀』まで落ちているという印象の土俵で、
はっきり言ってなんだか熱を入れて相撲放送を見る気があまり起きません。

それでも前半戦は、
阿武咲や貴景勝、
その他その他の若手力士の奮闘に目を細めていましたが、
やはり彼らもまだ番付をあげているわけではない力士ゆえ、
中盤から終盤にかけては、
ころころと星を落として気が付いてみれば『よくて二ケタ』ぐらいの星勘定に落ち着いてしまっています。

今更ながらに思うのですが、
毎場所終盤までほとんど星を落とさずにやってくる横綱・大関陣の安定感というのは、
凄いものなんだなあ。。。。。

そんなこんなで、
ここ3、4日ぐらいは、
関脇の大ベテラン・嘉風の相撲に目を奪われています。

関脇になった後の会見で『大関を狙う』と公言してはばからなかったこの嘉風。
『とにかく毎日の一番、”この相撲”を大切にする』
という哲学が貫かれており、
毎日館内を大いに沸かせる相撲を取っています。

今場所は初日から4連敗の後、
今度は一転8連勝。
勝ち越しを決めてくれました。

万が一彼が千秋楽まで勝ち続け、
豪栄道が二つ星を落とすなんてことになったら、
盛り上がりはすごいでしょうね。

なんだかそんな淡い夢、
見ちゃったりしています。

それにしても昨日のインタビュールームでの言葉、
ジーンときちゃいました。

アナウンサーの泣かせる言葉に応えて嘉風、
『そういってもらえるのが一番ありがたい。そういう言葉に、いつも背中を押されています』
だって。

数年前までは、
嘉風と聞いても別にどうとも思わなかったワタシですが、
今はもう、彼の大ファンです。

魁皇の引退前と同じようなシンパシーを、
感じています。
毎日毎日『頑張れ!』と応援しちゃっています。

あの2012年の旭天鵬の初優勝のようなこと、
起こらないかなあ。。。。。。。

相撲の神様の『頑張ったキミへ・・・・』という粋な計らい、
お待ちしています!



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