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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第101回全国高校野球選手権 第7日 それにしてもいい試合ばかり。。。

2019年08月13日 | 高校野球

第7日の甲子園。

今年は本当に、
実力伯仲の大会予想の通り、
本当に接戦の試合が多いですね。
見ていても最後まで手に汗握る試合が多くて、
目を離すことができません。

昨日も第2試合から、
本当に熱戦続きの大接戦ばかりでした。

特に第3試合はシビれるような打ち合いとなりました。
今大会でも上位の破壊力を持つ打線同士の戦いは、
見るものを全て「高校野球ワールド」に引き込んで行きました。

圧倒的に序盤いい試合展開だった八戸学院光星は、
突如6回に智弁学園の猛攻を受け始めました。

その「突如の反撃」は甲子園のファンには「最も楽しい時間」になるので、
それが始まるともう、
あの大甲子園全体が異様な空気に包まれ、
「逆転の圧力」がリードしているチームから、
平常心をあっという間に奪い取っていきます。

それをかつて、
嫌という程思い知らされたのがこの八戸学院光星。
最終回の狂乱と言っていいほどの球場の雰囲気は、
その後かなり問題となったと記憶しています。

そして昨日。
一気の智弁の猛攻は、
その時を思い起こすに十分な激しさでしたが、
この日は逆転されてもその後追いつくという二枚腰を見せて、
チームとして成長した姿を見せてくれました。

最後に途中出場の選手が一塁強襲の2点タイムリーを放って決着。
強力打線にしびれる場面を凌ぎ切った投手力、
今年の八戸学院光星は、
かなり面白いチームですね。

一方の敗れた智弁学園。
主砲に二枚の投手と、
チームの中心に座った一年生がのびのびとプレーして、
それを坂下主将を中心とした三年生がしっかり支える理想的なチーム。

敗れたとはいえ、
ファンに強烈な印象を残し、
甲子園を去りました。

下級生にとっては、
この悔しさからの出発は、
来年の新チームの立ち上げにこれ以上ないモチベーションとなるはず。

1年後、2年後。
監督さんはこのメンバーを中心として全国制覇に狙いを定めているはず。
来年のチームを見るのが、
今から楽しみです。

第4試合も接戦でした。
高岡商と神村学園の対戦は、
両校の力がほぼ互角の中、
さまざまな駆け引きが見られて、
見ていて楽しい試合になりました。

高岡商は、
昨年はエース山田クンを支えてあの大阪桐蔭とも接戦を繰り広げましたが、
今年は今年で、
目立つプレーヤーは決していないものの、
本当にいいチームを作ってきましたね。
2年連続の甲子園二勝、
見事としか言いようがありません。

富山代表というと、
かつては甲子園で一勝をあげるのも厳しかったのですが、
2010年代に入ってからは、
この高岡商のみならず、
富山第一や富山商も1大会で2勝以上をあげ、
今やすっかり県のレベルが上がった地区になってきました。

昨日の高岡商の戦いぶりを見ていてもわかるように、
本当にどこも隙のないチームに仕上がっています。
県勢は甲子園では8強が最高成績ですが、
すぐにでもその記録は破られる気がしますね。
もしかしたら、
それは今年かも。。。

富山県の人たちがあげる甲子園の思い出は、
魚津高校の村椿か、
新湊旋風ですが、
新たな思い出、
もうすぐです。

ということで、
昨日も盛り上がりました。

今日も、
盛り上がるんだろうなー。



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