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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

栃ノ心 初優勝王手! あゝ3連敗、鶴竜

2018年01月26日 | 相撲

栃ノ心は難敵の逸ノ城に対して、
臆することなく得意の右四つから寄り切って一敗を守りました。

対する1差で追う横綱・鶴竜。
この日も立ち会いに迷いがみられ、
ここまで5連敗と精彩を欠いていた御嶽海に対して、
一方的に突き出されて3連敗。
優勝争いから脱落を意味する、
残り2日での2差となってしましました。

それにしても鶴竜、
一体どうしちゃったんでしょうか。
玉鷲戦の敗戦から3日、
一気の3連敗には、
『どこか痛めているのか?』
と思わざるを得ません。

それにしても栃ノ心は、
見事な相撲っぷりです。

もともと力はあった力士ですが、
ヒザの大怪我という力士にとっては致命傷となりかねないことがあって、
その後は可もなし、不可もなしの状態が続いていました。

しかし横綱、大関戦で時折見せるものすごく力強い相撲は、
『ヒザさえ悪くなければなぁ』
という思いを抱かせてくれたものです。

しかし今場所は、
そのヒザの状態がものすごくいいんでしょうね、
全く不安なく踏み込み、
自分の型で相撲が取れています。
こうなれば本来の持っている力が出るというもの。
【大器】がついに覚醒という相撲ですね。

まぁ、
大器晩成という言葉もありますから、
すでに30を超えた年齢ではありますが、ここから大関、そしてその上と駆け上がる可能性は十分に秘めていると言えるでしょう。
おっとその前に、
明日きっちりと勝って、
初優勝して欲しいところですね。

春日野部屋としては、
優勝力士を出せば半世紀近く振りだとのこと。
一昨日辺りから、
部屋の不祥事が出ただの出ないだのと、
またまたかしましいことになっていますが、
この栃ノ心の優勝が、
そんな暗雲を振り払ってくれるでしょうか。

色々あった初場所も、
いよいよクライマックス。

最後くらいは、
優勝争いだけにフォーカスして、
土俵を楽しみたいものです。


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