第93回全国高校野球選手権大会の開幕まであと3日。
すでに待ちきれない状態となっています。
いよいよ今日は抽選日。
この抽選によって、
大会序盤の流れが見えてきますから、
楽しみです。
各校とも、
出来れば2回戦からのくじを引きたいところでしょうね。
それにしても、
数年前から復活したフリー抽選。
これによって、
大会の興味は倍増しました。
その前は、
運営側が初戦を東西に分けて、
東西対決という形を演出していました。
したがって、
たとえば【東京対決】とか【近畿対決】とか、
興味深い対決は勝ち進んでからでないとみられませんでした。
しかしフリー抽選で、
去年は初戦から天理vs履正社なんていう、
ファン垂涎のカードも見られたりして・・・・・
面白いことになりました。
もう覚えている人もあまりいないかもしれませんが、
昔は大会前の抽選で決まるのは初戦だけ。
その後は、
グラウンドでその都度抽選が行われていました。
1回戦終了後には2回戦の抽選が、
2回戦終了後には3回戦の抽選が。
ネット裏の前に大きなボードを出してきて行うのは、
今も準々決勝、準決勝の抽選の時に行われていますが、
それが2回戦(残り)から行われており、
いちいちドキドキしながら見ていましたね。
ということで、
昔は大会前の抽選では、
全く先の展開は見通せませんでした。
しかし今は、
ベスト8まではしっかり見通せるようになりましたので、
展望も立てやすいというものです。
さて、
新聞各紙ともに、
大会の展望が載り始めています。
そんな中、
ワタシが数十年にわたり楽しみにして、
参考にさせてもらっているのが朝日新聞の『担当記者座談会』。
今年も今日の朝刊に、
その記事が載っていました。
そういえば、
このことに関しては去年も書いていましたね。
http://blog.goo.ne.jp/angeldad/e/48f85a38ca420ca3a9f84975884abe93
今年は、
震災からの復興という一つのメッセージもあり、
注目の的になっているのは聖光学院です。
朝日の座談会でも、
優勝候補の筆頭に挙がっていました。
新聞やマスコミはどうしても【ドラマ】を欲しますので、
特に耳目を集めているという点もあるのではと思っていますが、
夏の甲子園は予定調和とはいかない≪筋書きのないドラマ≫。
例年のように、
終わってみて初めて、
凄いドラマがあったと気付く大会になっていくんではないかと思いますね。
その主役になる可能性は、
49代表すべてにあります。
◇各マスコミの主な有力校
『朝日新聞』 ◎ 聖光学院 日大三 帝京 九州国際大付
〇 東洋大姫路 智弁学園 智弁和歌山 東大阪大柏原 習志野 光星学院 神村学園 横浜
『日刊スポーツ』 Aランク; 聖光学院 習志野 日大三 帝京 九州国際大付
『サンケイスポーツ』 Aランク; 帝京 日大三 横浜 智弁和歌山 九州国際大付 糸満
『スポーツニッポン』 Aランク; 聖光学院 習志野 日大三 智弁学園 関西 明徳義塾 九州国際大付
『報知新聞』 Aランク; 聖光学院 帝京 日大三 東洋大姫路 智弁学園 開星 明徳義塾 九州国際大付
『東京中日スポーツ』 Aランク; 聖光学院 習志野 帝京 日大三 横浜 東大阪大柏原 東洋大姫路 九州国際大付
マスコミ各紙の戦力診断を見てみると、
フルマークがついているのは日大三と九州国際大付ですね。
これに聖光学院、帝京がワンマーク差で追いかけるといったところ。
総合的な評価としては、
そんなところでしょうね。
それもこれも、
組み合わせによって大きく左右される夏の甲子園。
抽選の結果に注目です。