≪IBAF U-18世界選手権≫
【準決勝】
日本 5-10 アメリカ
残念ながら、
準決勝で敗退してしまった日本代表。
しかしながら、
誇り高き【日本の高校球児】としての敗戦でした。
日本は、神原(東海大甲府)が先発。
理想的な展開で前半にリードを奪いましたが、
中盤に無念の逆転。
リードされたアメリカは、
実にアメリカ国民の国民性を垣間見せるような試合を見せてくれました。
【フェア・プレー】
を標榜しながら、
追い詰められてくると【何でもあり】に豹変するという国民性をね。
逆転された7回は、
3連投の藤波がマウンドに上がり、
1点のリードを守りに入ってきた日本代表。
しかしノーアウトから、
なんでもない2本のショートゴロを、
『守備はプロでもすぐ使える』と評価を与えられていた北條(光星学院)がまさかの連続失策。
本当に痛い失策でしたね。
なんとなくボーっとした表情で、
今大会は疲れからか、まったく精彩を欠いていました。
そしてその2つ目の失策のとき、
悪送球が1塁ファールグラウンドを転々としていたとき、
アメリカの2塁ランナーが3塁にカバーに入っていた田村(光星学院)にまさに体当たり。
確かに田村は3塁ベースの前にいたのですが、
すでにそれ以降のプレーはありえない(3塁を回ってホームインはありえない状況)でのひじを使っての体当たり。幸い吹っ飛ばされた田村はケガをすることもなかったのですが、あろう事が『やった方』の3塁ランナーとアメリカの監督がベンチを飛び出して猛抗議。
『走塁妨害で、ランナーはホームだ』
とでも言っていたんでしょうか。
執拗で激烈な抗議でした。
『大体、3塁前で起こっていることで走塁妨害になってホームに還れるとでも思ってんのかねえ』
とワタシは冷ややかに見つめていて、
審判も一切の抗議を受け付けず、事は収まったかに見えました。
2・3塁で開始された次のプレー。
バッターはファーストゴロ。
ランナーはホームに突っ込んできたものの、
バックホームの送球がキャッチャーミットに収まったとき、
まだ2m以上手前にいました。
そこでランナー、
『先ほどの意趣返し』
とばかり、
キャッチャー森にタックル。
見事なひじを使ったこのタックルに、
森は吹っ飛ばされ、もんどりうってひっくり返ってしまいました。
アマチュア野球の世界で、
ありえないようなプレーでした。
アメリカって、
学生野球や、
もっと前のリトルなどでもこんなことやっているのでしょうかね。
ランナーは『当たり前』とばかり、ひっくり返っている森のことは無視してベンチへ。
そしてベンチは、
そこらへんにあるバットやらなんやらを使って、
ベンチのそこらへんを打ち付けての大騒ぎ。
醜悪で、見ていられない光景でした!!!!
日本は、
3連投の藤波がその後冷静さを失って乱れ逆転されましたが、
その間にもまた、
ホームでの『ふっとばし』があったようで、
本当に『むかつく』試合でした。
しかし日本の高校球児の諸君は、
そんな中でも冷静さを失わず、
負けたとはいえ疲れた体に鞭打って、
最後まで試合を行なってくれました。
特にキャッチャーの森君(大阪桐蔭)。
厳しい試合になってしまいましたが、
大丈夫でしょうか。
唯一の2年生として、秋の大会もあるので、
しっかり体を治してまたあの『超一流』のプレー、見せて欲しいと思います。
それにしても、
一言言っておきます。
ああいうのが『アメリカという国』と言ってしまえばそれまでなんですが、
若いU-20という大会においてのあのプレーの数々。
グラウンドでも平気でつばを吐きながら出てきて猛抗議を行うあのバカ監督。
ガキそのもののたたずまいでベンチで騒ぎ続けるプレーヤー達。
とてもじゃないが、
誇りある『野球の母国』のたたずまいなんて、
どこにもありませんでした。
かの国じゃ、
スポーツを通しての『人間作り』なんて、
夢のまた夢だね。
そのことを実感しました。
そして、
アメリカと言う国は
『余裕があるときは【フェアプレー】だのなんだのと耳障りのいいお題目を唱え、他国にもそれを強要しますが、自分達が追い詰められると【なりふり構わず牙を向き、見境を一切なくす】』
ということが、
こんなところでも露呈してしまいました。
まったくリスペクトなんぞ、出来ませんね。
あのUSAのユニフォームを、
一敗地にまみれさせてやりたかった!!!
まあそれはそれとして、
日本の選手諸君は、
小倉監督以下の首脳陣も含め、
限られた条件の中で本当に良くやってくれました。
誇り高き敗戦だったと思います。
今後は各選手とも地元に帰って、
来るべき『次のステージ』に向かって、
今はゆっくりと英気を養って欲しいと思いました。
今大会、
思うところはたくさんありました。
アメリカや韓国が行なったわが国への挑発、
決して忘れません。
しかしその中で、
日本の高校野球のすばらしさ、
また再認識する大会でもありました。
3位決定戦は、
今までくすぶっていた控え選手たちの、
エネルギーの爆発する場にして欲しいなあと思います。
お疲れ様でした、小倉監督。
最後の一戦、頼みます。
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