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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

八重樫東に大橋会長が引退勧告・・・・他

2020年02月28日 | 複数競技 

新型コロナウィルス渦が止まらない日本列島。
ついに昨日、
首相は全国の小中高校に新学期までの休校の勧告を出しました。

現場の混乱は推して知るべしですが、
とにかく今はパンデミックを食い止めることが先決。
遅きに失した感は否めないものの、
決断に従って、
今は粛々と行動するしかないですね。

多くの方々と同じように、
ワタシの所も今回の措置で多大な影響を受けていますが、
言っていても仕方がないように思います。

まあせめて、
ブログの中だけでも、
スポーツの話題を拾いつつ、
”非日常”の世界に身をゆだねたいと思っています。


ここ最近はなんだか、
本当にスポーツ本来の話題が乏しかったですね。

そんな中で、
ワタシが大ファンのボクサーである八重樫東に対し、
所属ジムの大橋会長が引退を勧告したようですね。

八重樫も37歳ですから、
ここらが引き際という事でしょう。
最終的には彼が決断をして、
発表になるでしょうが、
栄光と挫折に鮮やかに彩られた彼のリング人生、
見事だったと思います。

ミニマム級、フライ級、ライトフライ級と3階級で世界チャンピオンになった彼のスタイルは、
本来は出入りのうまさを利用してのアウトボクシング。

しかし「打ち合い上等」と足を止めて打ちあうというファイトスタイルが熱狂的に支持されたことを受けて、
ボクシング人生の終盤からはこのスタイルが多かったように思います。
そしてそのファイトスタイルから命名されたのが「激闘王」。
まさにその名の通り、
何度も彼のファイトを見ながら拳を握り、
叫んでいたワタシがいます。

彼のボクシング人生のハイライトのひとつは、
井岡一翔と戦ったWBA・WBCの統一王座決定戦。

試合は敗れたものの、
「若きエリートボクサー」
の井岡に対して果敢に挑んでいった八重樫の「たたき上げ感」に、
しびれてしまってすっかりファンになってしまいました。

しかしあのファイトも2012年の事ですかあ。。。。
あっという間に月日は流れるものですね。

そして2013年に五十嵐を破ってフライ級の世界チャンピオンに輝いてからが、
八重樫の本領は発揮されました。

3度の防衛に成功すると、
その時代のPFPでトップを走っていた(要するに全階級で一番強い、世界最強の男に名実ともに君臨していた)”ロマゴン”ローマン・ゴンザレス選手との対戦を受諾。

ほかの世界チャンピオンたちが、
あまりにロマゴンが強すぎて対戦を逃げまくっていたのとは反対に(井岡はこの事で評価をかなり落としました。)、
八重樫は敢然と対戦を表明。
カッコよすぎる「お父ちゃん」に、
世のボクシングファンは熱狂しましたね。

そのロマゴンとの対戦は2014年9月、
代々木第2体育館でした。

異様なまでの熱気と緊張感をはらんだファイト。
リングで戦い続ける八重樫に、
ずっと「おとうちゃん、がんばれ~」という息子の声が鳴り響いていました。

果敢に打ち合い見せ場も作った八重樫でしたが、
9R崩れ落ちるように最後を迎え、
TKO負けで王座を陥落。

しかしそのファイトは、
多くのファンの胸を打ち、
忘れられない夜となりました。

とにかく八重樫の「男」に、
本当に感動しっぱなしのワタシでした。


その後はやはりあのファイトでのダメージが残ったか、
はたまたピークアウトしてしまったか、
苦しい戦いが続きましたが、
不屈の闘志でIBF世界ライトフライ級の王座を獲得して、
2度の防衛を果たしてくれました。

何度も何度も倒れては立ち上がり、
不屈の闘志を見せてくれた八重樫を、
大橋会長がずっと支え続けているという姿が、
瞼に残っています。

昨年暮れ、
「最後の世界挑戦」と銘打って挑んだIBF世界フライ級タイトルマッチ。
王者・ムザラネの強打に沈みましたが、
何度も何度も、
大橋会長がタオルを投げ入れようとするのをトレーナーが止めている姿を背中越しに、
ずっとワタシは見ていました。

その姿、そして八重樫の最後までファイトを続行して前に前にと進んでいこうとする姿に、
なんだかとても胸が熱くなったのを思い出します。


まだ引退を発表していないので少し早いかもしれませんが、
「ありがとう!男、八重樫」
という言葉を贈りたいですね。

どんなスポーツ選手にも、
いつかは終わりが来るもの。

しかしその雄姿は、
決して消えることはないと思います。



さて、
昨日はその他に、
柔道の東京五輪代表選手の発表がありましたね。

その発表の席で、
監督の井上康生氏が、
落選した選手を慮り涙を見せていました。

指揮官はいつも毅然と。。。。。。

それもまたいいのですが、
人情派の井上監督のこの日の姿も、
「これもまた真なり」
との思いを強くしました。

さて、
プロ野球は昨日から『無観客試合』に突入しましたが、
海の向こうからはMLBの話題が続々と入ってきています。

今年海を渡ったレイズの筒香は、
まずまず存在感を見せてきていますね。
レッズの秋山はエンジェルスとのプレシーズンゲームを行ったという事で、
大谷と何やら話していたという事。
お互い「海を渡って初めて着た赤ユニ」がよくフィットしていました。

大谷は今年もやってくれそうです。
秋山はもう少しアジャストすることが必要かな?

ダルビッシュ、田中、前田らはもう慣れたもの。
すっかりチームの顔として、
しっかりと調整を続けているようです。

巨人にいた山口。。。。。。
厳しいんじゃない?
個人的に興味は全くないけど。

最後に、
学校の活動が一律止められるという事態を受けて、
選抜はどうなるのかな?

延期というのはなかなか難しいので、
中止という可能性も結構高くなってきたように思います。
プロのリーグ戦ではないので、
無観客試合というのも現実的ではないような気が。。。。。。

大相撲は、
中止の公算が高いように思われます。
あるいは『無観客場所』を挙行するのか。。。。。


どうなるの?
という事が山積で、
まんじりともしません。


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