【一瞬の夏、一生の記憶】 ９３回目の夏、華やかに開幕

第９３回全国高校野球選手権大会が、
昨日開幕しました。

金沢高校の石田主将の、
大変落ち着いたすばらしい宣誓で、
今年の夏は開幕しました。

始球式は宮城・気仙沼向洋高校。
岩手・高田高校に被災して流出してしまった７０回大会・県大会の優勝盾が手渡されたり、
もろもろ行われてのプレイボールとなりました。

第１試合　　健大高崎　７－６　　今治西
第２試合　　金沢　　　　４－０　　伊勢工
第３試合　　聖光学院　５－４　　日南学園


３試合それぞれに、
なかなかの試合でした。

聖光学院は、
優勝候補という重い荷物を背負い、
初日ということもあってなんとも選手たちの動きが固い感じでしたね。
よく勝ちました。

この勝利が、
彼らから重圧を少し取り去ってくれそうで、
今後の戦い方が楽しみになってきますね。

歳内投手の"魔球"スプリットを１年ぶりに見ましたが、
本当によく落ちますね。

軌道などは違いますが、
その変化球を見ていて、
昭和５６年の名電・工藤投手のカーブを思い出しました。
あれも"魔球"でした。

２回戦で対戦することになる、
金沢の"最速右腕"釜田は、
選抜から１段階段を上がったような充実振りでした。

安定感では歳内を上回ります。

２回戦は、
すごい投げあいになるかもしれません。
楽しみです。

第１試合の初出場、
健大高崎は意外に落ち着いて試合を進めていましたね。
９回の逆転劇、
見事なものでした。

ということで、
初日から接戦が多く、
大観衆とともに盛り上がった日になりました。

盛り上がった大会になりそうですね。

さて、
今日は第２日。

観戦のポイントはいくつかあります。

まず第１試合、
習志野の【ブラバン】に注目。
どんな演奏が聴けるでしょうか。

第２試合の北海vs明徳は、
強豪同士のたたきあい。
北海としては、
なんとしても先取点がほしいところです。

第３試合の帝京vs花巻東は、
花巻東の大谷投手の登板があるかに注目。

第４試合の山梨学院大付の主砲・小林は県大会５本塁打。
甲子園でアーチをかけることができるのか。

注目度満点の第２日です。