SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

明治神宮大会は二人の高橋が締めた。 大相撲は高安が大関陥落。

2019年11月21日 | 複数競技 

明治神宮大会は決勝。
高校の部では、
中京大中京がリリーフに立ったエースの高橋の好投で4-3と逃げ切り初優勝。
高橋は4イニングを無安打で抑え、
1点差を守り切っての価値ある優勝でした。

中京大中京は、
センバツで昨年の東邦に続いての愛知県勢2連覇を狙っていきます。
その実力は十分にあると見ますが、
センバツにはこの大会には顔を見せなかった強豪である大阪桐蔭、履正社、智辯和歌山、明石商、東海大相模などが顔を揃えます。
優勝争いは大激戦になりそうな予感をはらみますが、
「優勝候補筆頭」の冠を掲げて選抜に臨んでいくこの大型チームの戦いが、
今から楽しみです。

そして大学の部では、
盤石な戦いぶりを見せた慶応大が19年ぶりに優勝を果たしました。

この日の原動力はエース高橋。
見事な投球で、
7回終了まで関大打線をパーフェクトに抑え込み完封。
8-0という完勝で、
東京六大学勢として3年ぶりの栄冠に輝きました。

この大会での慶応は、
リーグ戦序盤から中盤に見せた「強い姿」そのものの戦いぶりでした。
しっかりした投手陣で相手の攻撃を抑え、
中軸がしっかりと打って還す王道野球。
今大会での退任が決まっている大久保監督に、
優勝という花道を作って送り出しました。
見事な優勝だったと思います。

ここの所六大学では、
慶応の選手強化の取り組みが群を抜いているように感じます。
安定した戦績を残せるのも、
選手たちの意識が高いからに他ならないような気がします。
それが結実した今シーズンだったと思いますし、
いい締め方でシーズンを締めくくりましたね。


これで今年の野球はすべておしまい。

学生野球もプロ野球も、
そして社会人や代表も、
なかなか面白い1年間だったと思います。

ラグビーが大いに盛り上がった1年でしたが、
やっぱり「ニッポンには、野球があるじゃないか!」
という思いも強いですね。

少しずついろいろなものを変えていきながら、
守るべきものは守り、
野球の文化を大切に未来へ受け継いでいきたいものです。


さて、
伝統文化といえば大相撲。

その大相撲九州場所は、
11日目を終わって横綱・白鵬が1敗でトップを快走。
それを2敗の朝乃山が追うという展開になっています。

この朝乃山、
本当に地力をグッと伸ばしてきていて、
優勝争いに顔を出してきても、
もはや驚くファンは一人もいません。

元来の四つ相撲の安定感に、
今場所は立ち合いの踏み込みの鋭さも見られます。
御嶽海が全くの期待外れで勝ち越しにも汲々となる中、
朝乃山が横からあっという間に抜き去っていくという、
駅伝のような風景が頭の中に浮かびました。

やっぱり「稽古はうそをつかない」
古くからの言葉が現実味を帯びてきますね。

早く大関の地位を占め、
白鵬と互角以上にわたり合ってほしいと思っています。
「日の出の勢い」
感じてしまいますねえ。。。。

一方ひじの故障で休場明けの苦しい土俵を務め、
場所中にはぎっくり腰で休場に追い込まれた大関・高安。
ついに昨日負け越しが決定して、
大関陥落となってしまいました。

貴景勝のように来場所10勝以上をあげれば大関復帰となりますが、
ケガがちなだけに苦しいのではないかとも思います。

若手、若手といわれていた高安も、
来年には三十路を迎えます。
もう年齢的にはベテランの域。
「横綱を目指す器」といわれながらも、
実は一度も賜杯を抱いたことがありません。

そして最近はケガがちになってきたところを見ると、
その力士人生も曲がり角に来ていることは確かですね。

しかしながら、
近年30歳を過ぎてから、
突如覚醒する力士が多くなってきたという事も感じているので、
この大関陥落を一つのきっかけとして、
終盤に差し掛かった力士人生を充実させてほしいと思います。
まだまだ、これからよ!


そして昨日、
ボクシングの2団体の世界王者であった田口良一が、
引退を表明しました。

ライトフライ級でWBA/IBFの統一王者に輝いたボクシング人生は、
充実して栄光に彩られたものだったと、
確信しています。

今を時めくPFPの井上尚弥がデビュー間もないころ、
破竹の快進撃を続けていた彼に果敢に向かって行ったのがこの田口。
この試合で敗れたものの、井上にKOされず最後まで戦い抜いたことが、
田口のボクシング人生の大きな転機だったと思います。

その後自信を掴んで田口は、
出世街道をどんどん駆け上がっていきました。
そして掴んだ世界王者。

安定した戦いぶりと、
ベビーフェイスからテレビ局につけられた”強かわいい”なんていう異名とは裏腹な、
強気で肝の据わったファイトぶりは、
地味ながらも確実にファンの心をつかみました。

最後に戦った因縁の田中恒成とのタイトルマッチも、
打たれながらも果敢に前に出る田口らしい戦いぶりでした。

お疲れさまでした。
ゆっくりと休んで、
またボクシング界に指導者として戻ってきてほしいですね。


最後にラグビーの話題。

ジェイミー・ジョセフHCが日本代表のHCにとどまってくれるそうです。

やった~~~~~

いま日の出の勢いの日本代表を、
強豪としてその実力を根付かせるために、
絶対に彼の力が必要だと思っていました。

今回のW杯のように、
次回も「総力を結集して、すべてのやれることをやって」日本代表を引き上げていく努力が、
継続されることを願ってやみません。

あ~いいニュースだ。


高校サッカーの組み合わせも決まりましたが、
それはまた代表校がすべて決まった後に、
記事にしようと思っています。


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