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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第93回全国高校野球選手権大会番外編  ブラバン甲子園  

2011年08月19日 | 高校野球

昨日の準々決勝、
快進撃を続けてきた習志野が、
候補・日大三に押し切られ、甲子園を去りました。

この大会の習志野。
3人の投手とリリーフエースを上手くつないで相手の攻撃力を封印し、
攻めては足と小技に勝負強さを兼ね備えて相手守備陣をかく乱。
盤石といえる出来で準々決勝まで勝ち上がりました。

そんな好チームだった習志野ですが、
この学校、
野球よりも目立ち、
世間の注目を浴びたものがありました。

そう、
応援のブラスバンドです。

『習志野高校のブラバン』

ブラバン界では知らぬ人がいないほどの存在だそうです。

ワタシも、
所さんの『笑ってこらえて』という番組内の、
【吹奏楽の旅】という企画で、
初めて習志野のブラスバンドのことを知りました。
確か数年前のことでしたね。

千葉県って、
ブラスバンドがとっても盛んな土地ということも、
この番組を見て知ったことでした。

習志野高校、市立船橋、市立柏。

この3校がしのぎを削るというかなんというか、
いずれ劣らぬ素晴らしい演奏を見せてくれて、
ブラバンの魅力に取りつかれてしまいました。

そして、
この番組を見ていて、
ふと高校野球好きのワタシは思ってしまいました。

『そういえば、この3校ともに、野球が強いぞ!』

3校ともに毎年野球でも甲子園に近い位置につけるこの学校たち。
それからワタシは、
千葉県の予選といえばこの3校のことが気になって仕方がありませんでした。

『甲子園であのうまいブラバンの演奏が聴きて~』
というのがワタシのひそかな願い、楽しみ。

実際に、
2007年夏には市立船橋が、
2009年春には習志野が甲子園に登場しました。
が、
思ったほどブラバンは目立ちませんでした。


しかし、
今年習志野が出場すると、
なんだか【習志野のブラバン】は、
大会前から注目を浴びていました。

顧問の先生いわく、
『200名の部員が全員参加』
『相手を音で圧倒する』
『オリジナルも交えて』
などなどが喧伝されていましたので、
ワタシの期待もMAX。

今年は甲子園に5日間行くことを予定していたので、
『まあ、たぶん見ることができるだろう』
とタカをくくっていたのですが、
何とも残念なことに習志野の初戦は私たちが甲子園に出没する前日。
トホホホホ・・・・・・
な組み合わせに、
がっくりでした。

しかしながらテレビにて初戦を拝見。

テレビの音量を目いっぱいにしてみていると、
ものすげ~~~~~
大音量の、美しくもテンポのある音が試合中流れっ放しでした。

『ありゃ~ 慣れていない相手は、飲み込まれちまうよ』

と思わずにはいられないほどの、
かつて経験したことのない大音量でしたね。

相手になった初戦の静岡も、
そして甲子園慣れしている2回戦の相手・明徳義塾も、
3回戦で対戦した金沢の剛腕・釜田投手も、
なんだかピンチで大音量のあの大声援が聞こえると、
我を失っていたように見えたのは、
ワタシだけでしょうか。

なにしろ、
かつて甲子園で経験したことがないぐらいの、
ものすごい応援でしたね。

そしてテレビで彼らの姿が映し出されると、
暑いアルプスでも楽しそうに演奏している彼らの姿が、
とても印象的でした。

それにしても200人の大迫力。
恐れ入りました。


昨日は残念ながら日大三に敗れましたが・・・・・。
聞いたところによると、
2・3年生は演奏会だったので「泣く泣く」甲子園を後にして、
1年生だけの応援だったとか。
200人⇒70数人に人数も減っていたとか・・・・・。

まあ、
それが敗因ではないでしょうがね。

それにしても、
習志野の【ブラバン甲子園】。
甲子園に新しい風を吹かせてくれました。

『普門館』でも頑張ってくださいね。

今度は野球部の諸君が、
普門館に応援に行ったりしてね。

それはそれで迫力がある応援でしょうね。


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