SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

西武 奪首

2010年04月29日 | プロ野球
プロ野球が始まり1ヶ月。
いろいろなニュース、そしてサプライズがありました。

木村拓也コーチの非業の最期や、
鉄人・金本の連続試合全イニング出場の記録が途切れるなど、
悲しい出来事もありましたが、
ペナントレースは、それでも淡々と進んでいっています。

セ・リーグでは巨人が、
前評判にたがわぬ充実振りを見せ付けて、
トップを快走しています。

ここに来て、
エース内海、首位打者松本、そして亀井と、
主力に相次いで怪我が出てきているものの、
それを補って余りある巨大戦力で、
まあ心配はないでしょう。

必死に食らいつく中日、阪神がどこまで食い下がれるのか。
このあたりがペナントのカギといえるでしょう。

対してパ・リーグ。
サプライズの連続です。

まずはディフェンディングチャンピオン、日本ハムの低迷です。
どうしちゃったんでしょう。

細かくつなぎ点を取り、
強力な投手陣と安定した守備力で守りきる。
とにかく崩れにくいチームの代表格のようなチームが、
なぜこうも低迷しているのか。

原因はいろいろあると思われますが、
夏場にかけて復調してくることが期待されます。

そして昨年2位に大躍進の楽天も、
下位に沈みそうな雰囲気。
まあ、
これは予想できたことでもありますが。

変わってロケットダッシュをしたのが、
新監督でチームの雰囲気を変えた千葉ロッテ。

一昨年からのゴタゴタで、
何かチームが戦う雰囲気を作れていなかったのが、
今年は元の"戦う集団"に戻っての、
当然の帰結としての開幕ダッシュでしたね。

しかしながら、
3~4年前の当時よりも戦力は薄く、
これから夏場を迎えるにあたって、
そのあたりが心配されるところでしょう。

その間隙を縫って昨日、
西武が今シーズン初めての首位に立ちました。

主力の故障や不調、
何がいいのかわからない戦力ですが、
今年のチームが昨年と違うところは、
”救援投手人の出来”以外にはありません。

救世主は、
セットアップの藤田⇒抑えのシコースキー
へのつなぎ。
この二人、
本当に安定していますね。

去年はO(オー)投手⇒O(オー)投手へのリレーで、
僅差リード&同点などのシーンでは、
まずチームに●が付いていましたからね。
えらい違いです。
(ちなみにこのダブルO投手、今年は1軍での出番はなしです)

今年は7回ぐらいまでリードしていると、
安定して逃げ込みを図っていけます。

打線は、
絶不調のおかわり・ブラウン・GGの1割クリーンアップながら、
よく盛り返してきたと思います。
しかも唯一と言っていい得点源の4割打者の中島が、
10試合も離脱するという状況がありましたが、
何とか耐えしのぎました。

渡辺監督の"采配の妙"も光っています。

さて、
これからどうなっていくのか。
混戦が続いていくと思いますが、
しぶとく付いてくるSBや元気があるBUFがどうなっていくのか。
ロッテは好調を維持できるか。
日ハムの復調はあるのか。

西武を中心とした、
6チームの混戦が続いていくと思います。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 神が宿りし一撃 | トップ | 柔道日本選手権 高橋が初V »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

プロ野球」カテゴリの最新記事