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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

村田諒太の引退

2023年02月24日 | ボクシング

発表というのか否か。。。。。

元WBAミドル級チャンピオンの村田諒太が、
事実上の引退を発表しました。

22日に行われたボクシングの年間表彰でのこと。
年間最高試合を受賞した村田が、
取材の中でゴロフキン戦を、
「僕の中では最後と思っている。まだ発表できていないだけで。。。」
と話し、事実上の引退を表明をしたとのことです。

すでにワタシも、
そしてボクシングファンのほとんどの人がそう思っていたように、
村田はあの昨年のGGGとの試合を最後に、
リングを降りるという決断をしているようです。

それはそうですね。
あの試合に賭けた村田の凄みは、
リング上で存分に発揮されたと思っていますし、
村田の年齢を考えても、
これ以上はリングには上らないだろうなと思っていました。

何しろ村田は、
プロに転向した最初から、
GGGとの試合を熱望していましたからね。

そこまで上っていけるかどうかを、
自分のボクシング人生の「進むべき道」と考えていたんだと思います。

そう思えば、
ここでモチベーションが尽きてしまったのも、
うなずけますし、
本当によくやったのではないかと思います。

村田のボクシング人生。
アマで世界選手権、そしてオリンピックで金メダルを獲得し、
自身も思っても見なかったプロ転向。

そして世界チャンピオンまで上り詰め、
遥か雲の上の目標だったGGGと決戦。
そして目指した勝利はかなわなかったものの、
華々しく散り、リングを後にする。。。。

なんだか梶原一騎が書きそうな劇画ですね。

哲人のようなその趣と、
荒々しくフィジカルで攻めるそのファイト。

そして「日本人には難しい」と言われた重量級、
ミドル級でのタイトル獲得は、
日本のボクシングファンに希望と絶叫を与えてくれました。

ありがとう、村田諒太チャンプ。

今後もボクシングにかかわっていきたいとのことですが、
クレバーな村田選手のこと、
プロモーター兼会長なんて、どうでしょうね。

ボクシング界を引っ張っていけるような存在に、
なっていってくれるのを期待しています。

ファイトの数はワタシが思ったほど多くはありませんでしたが、
いくつかの思い出に残るファイトを残してくれた村田選手のこと、
忘れません。



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