◇セ・リーグCS第5戦
ヤクルト 000 000 001 -1
中日 000 002 00× -2
中日が4勝2敗(うち1勝はアドバンテージ)で日本シリーズ進出。
中日が”落合野球”の真髄を見せて、
粘るヤクルトを振り切りましたね。
吉見-岩瀬-浅尾のリレーは、
これ以上ない中日の勝ちパターンでした。
見事というほかはないです。
というのも、
これだけ打てないチームで日本シリーズまで上り詰めるとは、
という意味で、です。
この5試合、
敗れたチームは見事にどの試合でも1点ずつしか取れませんでした。
勝ったチームの得点も、2・3・2・5・2ですから、
なんという戦いだったのでしょうか。
投手戦と言えば聞こえはいいのですが、
どちらのチームも打線に『打てる気がしない』オーラが出ていましたね。
どうしたことでしょうか。
結局は中日が、
統一球という2011年採用の”条件”に合致したチームが作れたということなのでしょう。
しかしこのCSを見た感想は、
どの試合も”手に汗握らない”展開だったということ。
落合中日が、
”本当の強豪”チームであるパリーグの覇者、SBと相対した時、
これまでと同じような戦いで勝っていけるのか、
大いに注目しています。
◇パ・リーグCS 第3戦
埼玉西武 000 000 000 100 -1
福岡SB 000 000 000 101× -2
福岡SBが4勝0敗(うち1勝はアドバンテージ)で日本シリーズ進出
こちらは、
力の差をまざまざと見せつけました。
この勝敗以上の力の差が、
両チームの間には横たわっていましたね。
今年のSBの充実ぶりは、
V9巨人、全盛期の西武などに匹敵するぐらいのものではないかと思います。
それぐらい強い!
特に投手陣は、
全くスキがないですね。
お見事というほかない、
素晴らしいチームを作り上げました。
さて、
日本シリーズです。
展望は後日に回しますが、
SBがすべての面において上回っていると考えています。
よほどのことがない限り、
SBの日本一は動かないでしょう。
中日としては、
ロースコアでくらいつきたいところですが、
打線の迫力があまりにもないので、
どうなるでしょうか。
智将・落合の最後の戦い、
注目されます。