【あさむのお花】
何のことだかわかる人は、
相当のレオファンと見ました。
このフレーズ、
実は今大ブレーク中の西武・浅村選手がやる、
ヒット、タイムリーなどを放った時のポーズのこと。
最初はなんだか、
ちょっと笑いながら『あさむ』と呼ばれていましたが、
4番に座って1か月、
『あさむ』選手は、
まさに『信じられない』大進化を遂げています。
とにかく4番が『誰もいない』状態で始まった今年の西武ライオンズ。
本来の4番である主砲・中村はひざの手術で開幕アウト。
今シーズン中の復帰ができるかどうかという状態です。
もちろん、
こんな時4番に座ることが出来た中島選手は既に球団を去り、
開幕当初から4番に座ることを期待されて競わされていたオーティス、スピリーはまさに期待外れ。
2割を割り込むこともしばしばでHRなど望むべくもない2人は、
早々に『4番失格』の烙印を押されて降格。
しかし4月は、
『4番不在』が苦にならないほどほかの打者が繋ぎまくって得点力の高い状態が続いたため、
4番はまさに『4番目の打者でいいや』という状況でした。
実際、
坂田や上本、大崎当たりの
『マジで~』
という打者が4番を務めたこともあります。
しかし長い事そんな状況が続くわけもなく、
ズルズルと負けはじめると、
『やっぱり4番がいないのがなあ・・・・・』
ということがささやかれ始めました。
そこでこの若い『新4番』が登場したわけです。
当初は1番、そして6番あたりを打っていた浅村。
思いっきりの良い打撃は買われてはいたものの、
まだまだ技術的に未熟なところも見受けられたため、
当初はファンの間でも『大丈夫かなあ・・・・』
と思われていましたが。。。
4番に座って、
まさに『地位が人を作る』という状態で、
打つわ打つわ。
思いっきりの良さに加え、
4番に座ったことで打席での読みや見極めも格段にうまくなり、
ついには現在60打点で『リーグの打点王』にまで上り詰めてきました。
大阪桐蔭で1学年上の『怖~い先輩』日ハム・中田との争い、
見ものですね。
近頃では、
いいところでは相手バッテリーに避けられるということも見受けられるようになり、
『選手としてグレードアップ』
したのは間違いないところでしょう。
若い選手が一気に一流プレーヤーになる瞬間、
西武では古くは秋山幸二(現SB監督)、松井稼(現楽天)、中島(現A's)、中村、栗山などが思い浮かびますが、
彼らのいずれもが、
ある時期から殻を破って『大ブレーク』しました。
浅村選手も、
そんな時期を迎えているようです。
いつも明るいキャラでファンにも人気のある浅村選手、
『あさむのお花』
という命名も、
”愛されていればこそ”です。
ファンの動向に敏感なフロントも動き、
こんなグッズも売り出されましたよ。(売り切れたらしいけど)
http://www.seibulions.jp/news/detail/7791.html
あさむのお花
が咲き乱れて、
西武もだんだん上がっていけるといいなあ、
というお話でした。
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