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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

広島圧倒のV2 黄金時代への扉、また一つ開く!

2017年09月19日 | プロ野球

台風一過の甲子園球場。

そこには、
真っ赤な太陽をそのまま持ち込んできたような、
赤に身を包んだカープファンが大挙押し寄せ、
広島カープのV2を今か今かと待っていました。

土曜日、地元広島で痛恨の敗北を喫して優勝決定ならず。
日曜日は台風に行く手を阻まれての無念の中止。

そして迎えた3連休最後の月曜日。
青く晴れ渡った空の下、
『今日こそ絶対に決める』
と気迫に満ちた赤ヘル軍団が、
見事に阪神に競り勝ち2年連続の優勝を決めました。

その瞬間、
ベンチで涙を流す緒方監督の姿があり、
グラウンドでは選手たちがはじけんばかりの笑顔を見せました。

そしてそのすぐ後、
始まった緒方監督の胴上げでは、
あのエルドレッドが胴上げの中心で、
緒方監督を11度も中に放り上げていました。

その姿を目にして、
『やっぱり広島は、チームがまさに一丸になっているんだなあ』
ということをなんだか強く実感しました。

普通胴上げの輪の中に、
あまり外国人”助っ人”選手は参加しませんものねえ。。。
遠巻きに”外周”から胴上げを眺めているのが常だと思っていたのですが、
あのエルドレッドの嬉しそうな姿を見たら、
なんだかこっちまで嬉しくなってきちゃいました。

おめでとう!!!!


それにしても今年は、
昨年のV以上に中身の濃い、
そして『強い!』優勝でした。

チームの精神的な柱でもあった黒田が引退し、
しかも日本シリーズで敗退してからの今年の出発。

正直『連覇はないのでは・・・・』
と思っていました。

どう考えてもピッチャーが足りないと思っていたら、
若手の投手陣がまさに、出るわ出るわの状態で一気に投手王国を形成、
もとより強力な打線とうまくかみ合って、
他を寄せ付けない素晴らしい勝利でした。

中でも圧巻だったのは、
終盤の強さ。

ゲーム中リードされても全く気にしない、
『絶対に逆転できる』
というチーム全体に浸透した空気が、
今年の広島を最もよく現しているところなんではないでしょうか。

タナ・キク・マルに鈴木誠也、
そして安部や松山、
もちろんエルドレッドや新井、
ホームを守り続けた相沢や新戦力のバティスタまで、
打線には本当に穴がなく『強力打線』を形成しました。

投手陣ではジョンソン、野村に昨年ほどの安定感はなくとも、
薮田、岡田がまさに投手陣の”両輪”として大車輪の活躍をすれば、
大瀬良や九里などがそれに続き、
抑えの中崎や今村も最後まで頑張りました。

こうしてみると、
まさに全員で勝ち取った優勝ですね。

『だれがMVPに選ばれるか、わからないなあ・・・・・』
というのが、
広島の強さを表している言葉のように聞こえます。


さあ、
これからCSが待っていますが、
しっかりと勝ちぬいて日本シリーズに向かっていってほしいですね。

今年こそ、
1984年以来の33年ぶり日本一を勝ち取ってほしいです。
それだけの力、十分に持っています。

地元の大声援に乗り、
今年こそは最後のテープを切ることができるのか?

広島の街は大賑わいだろうなあ。。。。。。
ワタシも久しぶりに、
広島の物産館にでも顔を出してみようかなあ。。。。

 


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