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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

松井祐樹  松坂、ダル、マーくんの系譜を継いで行け!

2014年03月06日 | プロ野球

楽天のルーキー松井祐樹。

ワタシが最も期待し、
応援しているプロ野球選手と言っても過言ではありません。

昨年までの2年半、
彼の成長ぶりを間近でつぶさに見てきたワタシにとって、
彼は本当に特別な存在です。

そんな彼の投球を観なくなって数か月。
何とも言えない寂しさを感じていましたが、
時折飛び込んでくるニュースに、
一喜一憂するという毎日です。

昨日のオープン戦。

パのライバルでもあるロッテ戦に2度目の先発をした松井は、
予定の4イニングを超える5イニングを投げて4安打6奪三振で0封。
開幕1軍入りを飛び越え、
開幕ローテ入りもグッと手繰り寄せた感じの投球でした。

キャンプに入ってから、
体がまだプロになっていないという報道から始まり、
ボールが暴れすぎる、
スライダーはプロではすべて見切られる、
挙句はフォームが悪いので手直しを加えられた・・・・・
などなど、
ネガティブな報道ばかりが先行した感のある松井の動向でした。

しかし、
先日オープン戦初登板で巨人相手に2回を0封したところからガラッと、
『次はどんなピッチングを見せてくれるんだろう』
というようなワクワク感が、
彼の周囲に出てきたように思います。

このワクワク感こそ、
彼の持つパーソナリティーであると、
ワタシは信じて疑いません。

そしてもう一つ言えること。

それは、
『進化(深化)する野球選手』
だということです。

彼の最もいいところは、
柔軟な頭でピッチングのことをとことん突き詰め、
それを『実践してみる』というところだと思います。

他の言葉で表現することは難しいのですが、
彼は『ピッチングに遊びを持っている』
選手だと思います。

ここで言う【遊び】とは、
自分でも『自分にワクワク』しながら、
新しい『なにか』を発見して、
それを『とりあえず試してみる』ココロだと思います。

何度も、
そんな光景を見てきた気がします。

他の選手たちは、
頭の中ではいろいろと考えてみても、
それを遊び心を持って『試してみる』ことはしないんじゃないかな?
なんて思います。

いい意味での【野球小僧】そのものなんだと思います。


そして、
生来の起用さで、
そのいくつもをモノにしてしまう
そういう柔軟さが彼の”最大の武器”でしょうね。

それゆえ、
投手として【進化(深化)】していけるのだと思っています。

そういう意味から、
タイプとしては元巨人の桑田に似ているんじゃないかな?
と考えています。
(野球を突き詰めるという意味からも)

しかし桑田よりも、
持っているポテンシャルは上じゃないかとワタシは見ていますので、
日本プロ野球界のエースとしての、
ダルビッシュや田中マーくんという”スーパー投手”の系譜を継いでいける存在になる!
そんな気がしているんです。

松井は確かに、
ダルビッシュや田中マーくんの様に、
たぐい稀なる身体能力の持ち主ではありません。
今後150キロ以上の球をバンバン投げ続けられるとも思っていませんが、
彼の総合的な『野球力』の高さが、
そのハンディを埋めて、彼らに近づいていけるんじゃないか、
そんな期待を持っています。

振り返ってみると、
ダルビッシュもマーくんも、
そしてその前夜に登場した”日本のエース”松坂も、
『高卒の1年目だから・・・・』
というエクスキューズは、
一切自分にしていなかったという印象があります。

『プロ野球選手になったんだから、1年目から1軍でバンバン活躍するのは当たり前』

そんな風にワタシには見えました。
『2,3年は下(2軍)で鍛えて』
なんていう思想、
はなっから持ち合わせていなかった気がします。

松井にもそんなマインドで、
厳しい荒海に乗り出していってほしいと思っています。

そしていつの日か、
仙台のファンに、
マーくんがいたことを忘れさせるぐらいの大活躍をしてほしいなあ、
と思っています。


頑張れ!松井祐樹!


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