プロ野球開幕3連戦 本命が一気に飛び出したぞ！

週末金曜日、
今年のプロ野球が開幕しました。

雨にもたたられた日本列島でしたが、
何とか3連戦を各地で行うことができて、
いい週末だったと思います。

さて開幕3連戦。

予想通りと言おうかなんといおうか、
セの本命巨人と、
パの大本命SBは、
まさに「王者の風格」ともいうべき戦いぶりを見せ、
各々3連勝というこれ以上ない立ち上がり。

注目の大谷を擁するディフェンディング・チャンピオンの日ハムは、
大谷の大爆発がありながら地元で西武に負け越しという、
まさかのスタートとなりました。

しかし大谷は3連戦で12打数8安打。
『モノが違う』
というところをまざまざと見せつけるスタート。

まだ足首に不安が残るといいながら、
年々進化するこのバッティング、
どうですか？

もう165キロを記録するピッチングだけではなくて、
バッティングだけでも十分にファンを球場に呼べる存在ですね。

このバッティングを見ていると、
ワタシはなんだか、
『1シーズン、大谷クンにバッティングで全試合出場させてみたい』
なんて欲求も湧き上がってきました。

一体そうなったら、
どれだけの数字を残すことができるのでしょうか。

ピッチングは『1シーズンお休み』で肩を十分に休ませるなんていうのも、
彼のこれからの長いプロ野球人生にとっては、
『悪くないんじゃないの？』
なんて気も起きてきています。
（まあ、そうはならないでしょうが）

今年もまた、
大谷クンには『今まで見たことのない景色』を見に連れて行ってもらえそうです。

この大谷にボコスコに打たれたものの、
西武はこの3連戦、
苦手の札幌ドームでまさかの勝ち越しを決めました。

ワタシはこの西武を今年は【最下位】に予想しているのですが、
辻新監督になって「確かにチームは変わった」というところを少しだけ垣間見せてもらいました。
『もしかしたらAクラス?』
可能性はありそうです。

一方5位予想の楽天も、
敵地でオリックスに3連勝。
特に日曜日のゲームは、
8，9回で4点差を逆転するというゲームで、
ロケットスタートを切りました。

いい流れで開幕できましたから、
しばらくはムードよく試合できそうです。

一方実力を十分に見せつけたのはSB。

まあ、強いということは最初からわかっていますが、
何というかネガティブなことが全く見当たらないチームですね。
主力のまさかのケガさえなければ、
圧倒的な強さを見せつけてのぶっちぎりのVが濃厚とみました。


セ・リーグは巨人が阿部の大活躍などで中日に3連勝。
明暗くっきりの3連戦となりました。

中日は今年も、
なんだか深刻なことになりそうな気配が漂っていますね。

ほとんどの評論家が最下位に予想していますが、
う～ん、ポジティブなところ、探すのが難しいなあ・・・・・
という厳しい立ち上がりです。

連覇を狙う広島は開幕戦でジョンソンがかなり不安を残すピッチングをしましたが、
この試合で大量リードされた後の後半に鋭い追い上げを見せて「今年も打線がいいな」というイメージを残し、
そのイメージ通りに2戦目、3戦目で連勝を飾りました。

緒方監督もほっと一息というところでしょう。
なんだか情報によると、
広島は本拠地のチケット、
発売3日でシーズン全部の8割方が売れてしまったということ。
その人気、
昨年からとどまることを知りませんね。
すっかり人気チームになりました。

一方負け越した阪神。
若手がたくさん試合に出るチームとなりましたが、
守備を中心になんだか不安もたくさん・・・・・という3連戦でした。

ヤクルトとDeNAは神宮で3連戦。
両軍ともに、
やっぱり今年も投手で苦しみそうな予感はいっぱい。

しかしながら、
1勝1敗で迎えた3戦目に、
ヤクルトは鵜久森のサヨナラ満塁アーチというド派手な決着で勝ち越しを決めました。

今後どうなっていくかは、
正直両軍ともに「まだわからない」といった感じですかね。


ということで、
お楽しみの週末となった3連戦。

やっぱりプロ野球というのは、
『いつもそこでやっている』
ということこそが大事で、
嬉しいことですね。

そんな実感ができた週末でした。

さあ、
今週は桜も満開になりそうです。

選手たちも、
パ～っと満開と行きたいところですね。