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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

強豪は、最後にキッチリ巻き返す!

2018年07月29日 | 高校野球

いよいよ甲子園に向けての戦いは、
最終局面を迎えています。

今日は南神奈川で横浜が貫禄の3連覇、
そして東東京でも二松学舎が連覇を達成しました。
二松学舎については、
2014年についに厚い壁を破って初出場飾ってからは、
明らかに決勝での『過剰な意識』が取り払われて、
今日の決勝もしっかりといつもの、自分たちの野球をやり切りましたね。
やっぱり野球はマインドのスポーツなんだと感じます。

明日決勝の北大阪の準決勝、
大阪桐蔭と履正社の全国的に見ても『頂上決戦』と言える様な戦いは、
事前の駆け引きからしてすごかったですね。

履正社が先発に公式戦初登板の気持ちの強い主将を立てて乾坤一擲の勝負を挑み、
『王者』大阪桐蔭がそれを真っ向から受け止めるという凄い戦いでした。

終盤に大きく試合が動いて、
8回裏に履正社が執念の逆転。
そして大阪桐蔭の最終回の攻撃を二死までこぎつけて、
『絶対王者がまさか』
と全国のファンに思わせましたが、
大阪桐蔭はここから驚異のマクリ。
見事に4連続四球を『もぎ取って』同点に追いつくと、
すかさず山田が決勝のタイムリー。

九死に一生を得て、
春夏連覇に向けて大きな大きなヤマを越えました。

なんであそこで四球・・・
と言われていますが、
これはもう、
大阪桐蔭が執念で〝もぎ取った〟としか言いようのないもので、
そこにこの王者の本当の強さが見え隠れしている気がします。

もう今年、
大阪桐蔭は負けないんじゃないか!

そんなことが思われる、
見事な逆転劇でした。


それにしても夏の選手権というのは、
それまでの一年間、
いかにチームがくすぶっていようとも、
最後に名門、強豪が『その本当の力、怖さを見せる』大会ですね。

この日の横浜は秋に大敗した鎌倉学園に最後の対決でキッチリとカタをつけ、
二松学舎も結局最後は強かった!

昨夏準優勝の広陵もキッチリと連覇を果たし、
秋から公式戦を一切していなかった仙台育英も夏にはしっかりと仕上げてきました。

力はあっても勝ちきれないなぁ・・
と言われていた報徳学園も愛工大名電も、
聖地への切符を手にしました。

特に100回大会である今年は、
どの強豪校にとっても『絶対に行きたい大会』であったことは明白。

そういう、
いつも以上に気合の入った時の名門、強豪はやっぱり強いなぁというのが、
今大会地方予選をみた感想ですね。

さて、
いよいよ明日、
最後の代表が決まりますね。

大阪桐蔭ばどうなる?
そしてワタシの地元では、
大ファンの桐光学園、日大三が最後のイスをかけて、
戦いに挑みます。

考えてみれば、
今度の日曜日にはもう、
甲子園も開会式を迎えるんですね。

ここからはもう、
つるべ落とし。

56代表が決まります。


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