朝から晩まで、野球、野球・・・・・・・

いよいよ土曜日から、
プロ野球のCSがセ・パともに始まりました。

昨日の第2戦。
初戦を落とした3位の楽天、DeNAがともに勝って1勝1敗。
今日いよいよ”最初の決戦の日”を迎えることとなりましたね。

この『トーナメントのような戦い』が出てくると、
なんというか・・・・いろんなことが手につかなくなってしまいます。

一番気になるのは、
甲子園の天候。
今日も悪そうなので、
順延で明日に決戦は持ち越されるのか否か？

いずれにしても両チームの選手ともに、
昨日の試合で疲れ切っているはずなので、
1日の猶予がいいかもしれませんね。

まあ、
そうなってしまうと、
勝者が広島に移動日なしで向かわざるを得ないので、
広島がコンディション的に圧倒的に有利になりそうですが。。。。。

パ・リーグは岸が見事なピッチングでした。

勝利インタビューでは例によって大ブーイングを受けていましたが、
ワタシは個人的には、
細川を筆頭に中島、涌井、片岡らの、
球団とファンに後ろ足で砂をかけて去って行った（イメージの）選手たちより、
岸はずっといまだに自分の中でのイメージはいいのですがね。。。。。

基本的には球団を出て行った選手を応援することはないのですが、
岸はなんだか憎からず思っていて、
いまだに『お～すげ～な～』
なんて思うことも多いです。

昨日のピッチングをされたら、
西武のみならず日本代表レベルの打線でも、
打ち崩すことはできないのではないでしょうかね。

特に速球のキレ、コントロールとも、
抜群でした。

1勝1敗で第3戦。
今日は野上が背信のピッチングさえしなければ、
勝つ確率は高いと思っていますけどね。
（まあ、過去何度も、野上にはやられちゃっていますから、あまり信頼感が高いとは言えませんが。。。。。）


そして海の向こうでは、
ドジャースがいい立ち上がり。
『落とせない』初戦を見事な継投でつかみ取りました。
前田健太、いいピッチングでした。

一方のヤンキースは、
連敗のスタートです。

昨日の最後のシーン、
アルトウーベの走塁は、
遠い昔の日本シリーズで辻発彦が巨人相手にやった『伝説の走塁』を思い浮かべました。

ヤンキースの中継も、
ホーム送球を意識したものではなくて、
そのあたりのちょっとした油断が勝負を決めましたね。

アストロズ、
本当に強いです。

しかしながら、
NYに帰るとガラッと雰囲気も変わりますから、
ヤンキースの巻き返しもこれから、
十分にあるんではないかと考えています。


ま～それにしても。。。。。

朝っぱらから夜もとっぷり日が暮れるまで、
よくぞ野球ばっかり見ていたもんだなあと、
自分でもあきれてしまいますわ。

来週はこれに高校野球も加わるから、
頭の中、こんがらがっちゃいますね。

でも、
『野球を見る幸せ』
たくさん感じることができた週末でした。

そういえば夜は、
NHKスペシャルで高校の3人のスラッガー（清宮、安田、中村）の事をやっていましたね。

安田の育った履正社の岡田監督の、
『自立した、選手に考えさせる野球』、
そして中村の育った広陵の、
”オヤジ監督”の中井監督が目指す、
『まだまだ残る、昭和のやり方に近いウェットな野球』、
そして清宮の育った調布シニアなどの、
『親がべったりとかかわる野球』
が紹介されていて、
今の子供たちが育つ環境というものが、野球を通して紹介されていました。

確かに昭和の『スパルタ、切り捨て、俺についてこい』という野球は今の時代に合わないのは確かでしょうが、
調布シニアの『お母さんがチームに朝から晩までべったりついていて、隅々まで世話をするのが当たり前』という環境を紹介するときは、
『それが現代の子供たちの、野球不人気の大きな一因を作っている』
ということも紹介してほしかったですね。

巷間言われているだけではなく、
ワタシの身近な環境の中でも、
『野球は世話が大変だから』ということで、
親が子供を野球チームに入れないということ、
すごく多いと思います。

そのあたり、
サッカーの世界とは違っていて、
『サッカー大人気、野球不人気』
の子供の世界の現実に、
向き合う特集も欲しいところです。

まあ、
でもワタシは野球が好きな”人種”ですから、
野球の試合にいまだに一喜一憂しているのですけどね。

ということで、
まだまだ『野球の季節』は続きます。