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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

MLB目指すプレーヤーたち 

2011年12月21日 | プロ野球

日本シリーズが終了した瞬間、
プロ野球はストーブリーグ入り。

今年ほどたくさんの選手が日本を飛び立ち海を渡る年もないでしょう。
MLBのウィンターミーティングも終了し、
かなりの速度で選手の移籍先が判明し始めました。

なんといっても注目の的だったダルビッシュは、
レンジェースが落札したという報道が昨日の紙面に踊りました。

テキサスレンジャースというと、
最近は2年連続で地区優勝を飾り、
すっかり強豪という地位を確立しつつあるチームです。
ア・リーグ西地区に属し、
エンジェルスと毎年地区優勝を争うチームです。

ワタシの持っているイメージとしては、
テキサスとアリゾナはとにかく夏暑くなり、
おまけに移動も厳しいため、
夏場にズルズルと優勝争いから後退していく、
というもの。

その厳しい条件の中、
ここ2年連続の優勝というのは、
本当に評価されてもいいと思っています。

資金は潤沢で、
オーナーにあのノーライ・ライアンが名を連ねているというのでも有名なチームです。

最近のMLBは、
大きなマーケットを抱えて資金が潤沢な”勝ち組”のチームと、
スモールマーケットで資金に余裕がない”負け組”のチームがはっきりと分かれて、
結局は”勝ち組”の中で優勝争いが行われるという流れになっており、
そういう意味ではかつてのような興味がやや半減しているものの、
秋の優勝争いは毎年熱を帯びるというのは昔から変わらないところです。

そんな中、
近年相対的に評価を下げ続けている日本人選手に対して、
MLBの各球団がどんな評価をするか注目してみていましたが、
各選手の動向を見ていると
『別格の選手は、やはり別格の扱いなんだなあ』
と思わせる出来事がありましたね。

そう、
ダルビッシュの入札金額です。
5,100万ドルを超える史上最高値での落札。
やはり誰が見てもいい選手に対しては、
本当に『いくらでも出す』というのがMLBなんですね。

しかしその他の選手については、
やはり『日本人の評価が下がっているなあ』
と思わせるようなものが多かったように感じましたね。

中島 ⇒ NYヤンキース 落札250万ドル 年俸未定 即トレードか、マイナー契約も。
青木 ⇒ ブリュワーズ  落札250万ドル 年俸未定 実際のプレーを見てから契約
和田 ⇒ オリオールズ  2年契約年俸総額815万ドル
川崎 ⇒ マリナーズ   マイナー契約濃厚

今決まったところでは、
こんなところですかね。

各選手、
思惑外れのところもあったかもしれませんが、
頑張って”自力で”大型契約を結ぶ選手に成長していってほしいと思います。

それにしても、
ダルビッシュの今後、
気になりますねえ。


ところで、
同じくFAですがこちらは国内移籍。
SBの杉内が巨人入団を発表しました。

そのやや不透明な移籍会見などに対して、
SBのファンからは一斉にブーイングが沸き起こっています。

が、
SBファンの人たち、
日ハム、西武、ヤクルト、横浜、広島(いずれも私の好きなチームですが・・・・)などのファンの気持ち、
少しは理解できたかな?

取られっぱなしというのは、
本当につらいもんがあるんですよね、実際。

まあ、
それでも帆足取ったからいいじゃない。
しかもシーズン中から福岡に家を新築してたっていうんだから、
【心は福岡】
だったんだろうし。

ファンをなめた話だよなあ・・・・・・(最後はグチで)


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