SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大学野球 各リーグとも最高潮

2011年05月16日 | 大学・アマ野球

初夏の陽気になりました。
ピクニックでも行こうかと、
お弁当を持って公園に出掛けるのもいいかもしれませんね。

この季節は、
一気に花が開くように各競技が花盛りとなります。

ウィンタースポーツもいいのですが、
やはりこうやって気候がよくなってくるに従って、
いろいろな屋外のスポーツが花盛りとなってきますね。

野球の世界でも、
選抜高校野球、プロ野球と来て、
今は大学野球の各リーグの戦いが熱を帯びてきています。

今年は大学野球界も、
昨年までの『佑ちゃんフィーバー』の大嵐が過ぎ去ったポスト年。
確かに大学球界に派手な光を放つ選手は少なくなったかもしれませんが、
ワタシが思うに、
【戦い】という観点で見た場合、
こういう年こそが面白くなるんです。

高校野球で言えば、
ハンカチ王子と駒大苫小牧の3連覇なるか?に沸いた年のポスト年である2007年。
彗星のように佐賀北高校が飛び出し、
『がばい旋風』を巻き起こして優勝をかっさらいました。

その前の『松坂世代』のポスト年である1999年も、
春の選抜で沖縄尚学が、
沖縄県勢として悲願の全国制覇を成し遂げました。

そんな『ポスト年』の戦い。
今年の大学球界、
話題満載でなかなか面白いことになっています。

まずは東都大学野球で、
先週の金曜日にすごい戦いがありました。

中央大 vs 亜細亜大

中央のエースは、
言わずと知れた『春夏連覇』の剛腕、島袋洋奨(興南高校)。

対する亜細亜大のエースは、
これまた言わずと知れた『東都のエース』にして『選抜優勝投手』でもある、東浜巨(沖縄尚学)。

どちらも、
【沖縄の星】にして『大学球界屈指』の投手。
沖縄のレベルの高さを見せつけるような、
ものすごい初対決となりました。

ワタシがその結果を知ったのが土曜日の朝刊にて。
そして、
その前まではこの【対決】があることを知りませんでした。(ぬかったぜ~!)

初めての対戦は、
しびれるような投手戦だったみたいですね。
当然有利と思われた東浜に、
1年生の島袋が投げ勝ち、
大学初勝利をあげました。

こんな痺れる投げ合い、
事前告知しろよな~。
そして、
土・日に見たい!!!
何とかならないもんか。

いずれにしても、
これからも大学球界で、そしてプロで・・・・
二人の戦いは、
続いて行くことでしょう。

プロでは、
たくさんの【沖縄の先輩投手たち】が待っていますよ。


東都は、
昨年秋優勝の国学院大ががけっぷちに追い込まれてしまっています。
昨年も、
前年秋日本一の立正大が2部落ちしました。
相変わらず、
全く息の抜けないものすごい厳しいリーグですね。

今年は東浜、島袋に加え福島(青学大)と、
3人も【高校日本一】のエースが君臨するリーグになっています。
それだけでもすごいですね。

加えてたたき上げの藤岡(東洋大)などのドラ1候補もいたりして、
凄い戦いは続いて行きそうです。

東洋・青学・駒沢に優勝のチャンスありの展開です。
青学・駒沢は2部落ちも経験して、
捲土重来を期して臨んできています。
そのあたりの”復活”劇にもしびれますね。


首都大学では、
東海大の菅野が注目されましたが、
今トップを走っているのは日体大。

第3週の1勝1敗で迎えた第3試合で、
東海・菅野の無失点記録を破りサヨナラ勝ちした日体大が、
きわどく2勝1敗で4つの勝ち点を稼ぎ、
次週筑波大を破れば、
『絶対王者』東海大の牙城を崩す展開になっています。

東海大は、
圧倒的な強さを発揮しながら日体大に勝ち点を落とし、
現在2位に甘んじています。

個人的には、
菅野のピッチングを全日本大学選手権で見たいと思っていますが、
日体大の優勝の可能性が大きいでしょうね。


さて、
最後に東京6大学です。

4年間にわたる【早稲田王政】が終わりをつげ、
混沌とした展開が予想されたものの、
意外な展開となっています。

現在、
優勝をかけた明治vs慶応が明治の1勝1分で推移しており、
この勝ち点がどう転ぶかによって大きく展開は分かれますが、
明治・慶応の2強に何と立教が絡む展開となっています。

各校のエースクラスを比較して、
立教に分があるとみていた人はほとんどいないでしょう。

甲子園準優勝投手である野村を軸とした明治。
150キロ右腕三嶋に三上をそろえる法政。
中京大中京・慶応高校の甲子園組を揃える慶応。
キラ星のごとく甲子園組を配する早稲田。

これらの大学と比較し、
エース小室(都日野)、斎藤(立教池袋)、岡部(立教新座)が3本柱の立教は、
投手力において圧倒的に劣っているのではと予想されていました。

しかしながらそれを補って余りある打線が爆発。
慶応戦こそ9回の痛い守備のミスで勝ち点を落としましたが、
早稲田、明治、法政にはそれぞれ3戦目で勝ち点を奪い、
何と現在勝ち点3で、
優勝を狙える位置につけています。

残すは東大戦のみ。
確実に勝ち点4をゲットし、
最後の明治、慶応待ちということになりましょうか。

各リーグで、
それぞれ『去年の秋の段階では考えられなかった』展開が出てきており、
【大学野球の季節】を堪能できる、
今年の春から初夏となっています。

6月の『大学野球の聖地』神宮・東京ドームで行われる全日本大学野球選手権まで、
楽しみな戦いは続いて行くと思われます。

東北地区の各大学の動向も気になります。

今年もまた、
大学野球を追いかけていきますよ~!



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