世間の話題はWBCが独占。
その一挙手一投足に、
ワクワクしたりがっかりしたり。
しかしそんな中、
プロ野球でも各球団がキャンプを打ち上げ、
オープン戦に突入しています。
キャンプでは例年、
話題の新人であるとか新戦力に目を奪われがちになりますが、
やっぱりファンとしては、
このオープン戦での『主力選手たちの仕上がり』が最も気になるところ。
新しい選手の話題は、
一部の『本物の(戦力になる)選手』を除いて、
徐々にフェードアウトしていくことでしょう。
主力級の選手は、
シーズンに向けて調子を上げていくのは3月中旬ぐらいからでしょうか。
ということで、
『オープン戦最後の1週間』
の結果は、とても気になるところです。
さて、
オープン戦が始まって3~5試合ぐらいを見渡すと、
巨人、SBなどの『主力を大量にWBCに送り込んでいる』チームについては、
正直ガラッとシーズンでは選手が変わるでしょうから、
あまり参考にならないというのが正直なところですかね。
今年にかけている横浜DeNAは、
中畑監督の”元気”がやや空しく浮いていた昨年とは違い、
チームの変革が感じられるようです。
しかし絶対的な戦力は他球団よりも劣るのは確かですから、
オープン戦から結果を求めて『勝ち癖』をつけていく必要があるかもしれませんね。
『大谷効果』で話題満載だった日ハムは、
主力の仕上がりがまだまだのようなので、
じっくりとあと1か月仕上げに入っていく感じです。
しかし、
糸井と田中が抜けた穴は、
予想以上に大きそうな感じもしますね。
シーズン前半戦は苦労するかもしれません。
巨人、中日らはまあいつも通り。
阪神は心配な面が出だして、やきもきといったところでしょうか。
ロッテ、ヤクルト等は投手陣で期待の選手がボコ打たれ。
首脳陣の苦悩が伺えます。
広島は全体に活気がありますが、打線の底上げはまだまだ。
楽天は仕上がり良さそうな気がしますね。
オリックスは糸井が抜けるとまだまだ。
T-岡田の再生はなったのでしょうか。
投手陣にメドが立ってきた西武は、
例年に比べて活気いっぱいのキャンプ。
問題は『ピストル』で行くしかない打線の整備。
主砲・中村が”帰還”するまでのつなぎが今シーズンの命運を握るでしょう。
ということで、
WBCを注視しながらも、
オープン戦の出来に思いをはせる、
プロ野球ファンとしては3年に一度の楽しい春の季節です。