SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

令和の怪物、大船渡・佐々木降臨。 やっぱりすごい!

2019年07月19日 | 高校野球

令和の怪物・佐々木。

もうおなじみのフレーズになったこの『高校生世界NO1投手』は、
岩手県大会の3回戦に登場。
相手の一戸に対し、
6回を投げ無安打1四球、13三振でスイスイと投げ切りました。

佐々木が公式戦で先発して投げる姿を、
はじめてセンターカメラの映像で見ましたが、
やっぱりすごいですね、彼は。

球に角度があるし、
見た目以上に伸びやかなフォームで、
速球はグーンと伸びてくる感じがします。

そして何よりいいのは、
よく言われているように、
球を自分で操れていることだと思います。

例を出して恐縮なのですが、
高校年代の速球投手は、
なかなか自分の球を自分で操れるまで成長していないのが常。

しかし自分である程度以上操れるとなると、
そのレベルはグーンと上がる感じがしますね。

98年の松坂は夏の大会の時には、
自分で球を操れていた感じがします。

01年に「球の速さでは松坂に負けない」と言われていて、
実際甲子園で158キロ(公認ではない)を出した寺原(日南学園)は、
全く自分の投球を自分で制御できていない感じで、
球は確かに松坂より速いものの、
松坂との投手レベルの差は顕著でした。

その後「速球が一定レベル(150キロ以上)」で、
しかも投球を自分で操れている高校生投手というと、
思い出すのはダルビッシュ、田中マーくん、藤波の3人ですね。

いずれも長身で速球が超絶なだけでなく、
変化球の切れ、精度がともに良く、
制球力も抜群でした。

大谷については、
あまりに甲子園での投球の経験が少ないので、
何か印象に残っていない感じですね。

佐々木クンはすでにそのプロでもエース以上の存在になった各投手の域まで達しているのでは、
そんなことを思ってしまう投球を見せてくれましたね。

それでもこれから、
盛岡大付、花巻東と、
本当に倒すのが大変な相手との対戦が待ち受けています。

おそらく両チームとも、
佐々木対策はばっちりのはず。

思えば2013年の夏、
超絶な投球で夏を迎えた桐光学園・松井の前に立ちはだかった名門・横浜の小倉メモ。

すべて丸裸にされ、
最後は攻略されて一敗地にまみれたという苦い経験が”桐光土手ファン”ワタシにはあるので、
「名門校の分析能力のすごさ」
には舌を巻くとともに、
その恐ろしさを打ち破るのは容易ではないことが少しわかっています。

それでも甲子園で、
佐々木クンの投球が見たい。

佐々木クンが甲子園に登場すれば、
去年に勝るとも劣らない大フィーバーが起こることは間違いないでしょう。

まだまだ先は長いですが、
何とか一戦必勝で、
勝ち抜いていってほしいと思っています。

そのためには、
何とか今の気候が岩手大会決勝までの間、
ずっと続いてほしい。

30度を切る気温が続けば、
何とか佐々木クンの投球も、
最後まで持つかもしれません。

そんなことで、
なんだか最近、
手元のスマホで岩手県の天気予報が気になってしまう、
ワタシなのです。

*追記
ぬかった~ぬかっちまったぜ~。
何と昨日、盛岡大付、3回戦で敗れているじゃないですか。
知らなかった~。
それにしても、これは大波乱ですね。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 頑張っている横綱には申し訳... | トップ | 中村剛也 サヨナラ弾で、通... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

高校野球」カテゴリの最新記事